【感想・ネタバレ】―オメガは愛蜜に濡れて―のレビュー

あらすじ

男性女性の性別に加え、アルファ・ベータ・オメガの性別があるこの世界では、男性であっても子を孕むことができる--
BL界の話題を集める衝撃の世界観オメガバースを舞台にした書き下ろし小説が登場!

父親を謎の火事で失い、天涯孤独の身となったオメガの少年 柊木瑠佳は、アルファである岸田秋廣と将来を誓い、彼の屋敷で使用人として毎日を過ごしていた。
しかしある日、瑠佳は発情期であるにも関わらず屋敷から外に出てしまい、欲情したアルファに襲われてしまう。その危機を秋廣の親友であり同じくアルファの三峯隼人に助けられるも、しかし、瑠佳は三峯に純潔を奪われてしまった--!

瑠佳は、三峯に出逢ったときに、自分たちが生まれる前から結ばれていたことを知った。三峯もまた、瑠佳が運命の番(つがい)であることを悟った。
例え三峯が父親を殺した犯人だとしても、自分たちはもう、離れて生きていくことなどできやしない!

罪深い純愛と憎しみが入り乱れる衝撃のラブストーリー!

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日本酒みたい?!

表紙のおどろおどろしい雰囲気に比べ、文体はさらっとしてる。この小説はその表紙と文体の中間に本流があって、サスペンス仕立てで、受けは可愛い。
読み終えた直後は物足りないかな? と思うけど、一瞬遅れて酔いが回ってくる感じ。おすすめ☆☆☆☆☆

1
2017年09月12日

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