【感想・ネタバレ】天使よ故郷を見よ 下のレビュー

あらすじ

周囲がドイツとの戦争へ突き進むなか、自由への飢渇、若き孤立感と格闘しつつ成長し、〈異境の流謫者〉の如く魂の聖域と真の住処を求めて、新たな地へ旅立っていく。「人間の経験の全てを文学に託すという最も壮大な不可能をやり遂げようとした」(フォークナー)巨人作家の傑作。

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Posted by ブクログ

自らが経験した全てを小説に託すことを試みたトマス・ウルフはまさに書くために生きた文士と云えよう。彼と同世代でその才能を高く評価したフォークナーが後に発表する「アブサロム、アブサロム!」はもしかすると本作に触発されたのかもしれぬ。他著作の新訳での再版を強く望む

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2025年02月06日

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