【感想・ネタバレ】日米がん格差 「医療の質」と「コスト」の経済学のレビュー

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Posted by ブクログ 2018年01月01日

概要: 医療経済学者が大腸ガンになった体験談。メッセージは「がんは情報が大事」。
感想: 前向きな人だけど、この人コネとかあって治療環境には恵まれてるよな、と思った。

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Posted by ブクログ 2017年08月24日

キャンサーサバイバーとなるためには強い心と正しい情報、そしてキャンサーナビゲータ。
日本とアメリカのガン治療の違いが、よくわかった。
日本の治療には病院格差が大きいのが意外であった。

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Posted by ブクログ 2022年11月06日

2022-11
日米両方のバックグラウンドを持つ、医療経済学者兼コンサルタントが自身のガン闘病を綴った一冊。

前半では日本医療制度がもたらす、医療の質の不均等さをベンチマーク分析を用いてさわりを紹介している。個人的にはここをもっと深堀りしてみたいとおもった。

後半から自身のガン闘病記として、日米...続きを読むの両方の医療機関で治療を受けたことで、実感した両国の差異をしめす。
特に興味深いのは、アメリカでがん相談員としてキャンサーナビゲーターとしてのトレーニングを受講されたこと。日本に同じようなものがあるのかは調べてみたい。

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Posted by ブクログ 2018年10月03日

国際医療経済学者というものがあることを初めて知った。
日本の医療は、保険制度があり、料金は同じだけど、
病院の技術の質の差には、大きなばらつきがあると
彼によって開発された「ベンチマーク分析」では、
客観的事実として表明される。
しかし、アメリカでは、保険制度が緩やかなので、
病院によって、治療費は...続きを読む格差があるが、
ガイドラインが明確なので、治療を受ける質は同じだという。
アメリカと日本の対比が実に面白い。
薬価をお役所が決めるのは、日本の特質。
治療と療養は区別すべきで、アメリカでは手術して、5日間で病院を退院する。
治療は、5日間で、その後は、療養だからだ。
日本では、治癒まで病院にいることになり、
平均すると12日間から15日間となる。

がんサバイバーとして、自らのガン体験を通じて、
日本とアメリカの治療の質を浮かび上がらせる。
繰り返し「国際医療経済学者」というのが、面白い。
著者のアイデンティティを語りたがる。

キャンサーナビゲーターというがんの支援者の立場を明確にしているのが、
流石に 自立したアメリカの意識が明確に伝わる。
患者と一線を画すという意味が伝わる。

日本というのは、あらゆる分野でガラパゴス的に発達していることを
知る上では、好著とも言える。

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