あらすじ
工業高校機械科1年唯一の女子、冷たく熱い鉄の塊に挑む!めざせ「ものづくり」の真髄!!「高校生ものづくりコンテスト」旋盤青春物語。「高校生ものづくりコンテスト」とは……。全国の工業高校生の精鋭たちが、技術・技能を競い合う大会。「高校生技能五輪」「ものづくり甲子園」などとも呼ばれ、日本の高校生による「ものづくり」の頂点をめざす大会として注目を集めている。
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Posted by ブクログ
まはら三桃青春3部作。
専門用語が多く、いまいち感じがつかめないことも多かったのですが、まはらさんの書く主人公らしく困難にぶつかっても負けないまっすぐな感じが良かったです。
最後の原口先輩の告白は読者へのご褒美!
Posted by ブクログ
工業高校に通う女子高生の、挑み励んでいる姿がまぶしく描かれていてよかった。
自分には馴染みのない金属加工の話も、仕上がりの美しさを想像したら主人公の熱中する気持ちが分かったような気分になる。
ほんの少しの恋愛要素もにやにやできるいい雰囲気だった。
Posted by ブクログ
とてもよかった。
こーゆーなにかひとつ一心に打ちこむことができるってのは
それだけでもう幸せだと思う。
全くそーゆーのが自分にないので、メッチャ憧れるわー。
とても読みやすく、心の心情が丁寧に描かれていて、
青春きらきらの素敵な作品でした。
大好きな場所だったのに、つらい思い出により、
違う方向を向いてしまっていた心が、それでも
やっぱり好きなんだ、とゆー自分の気持ちに正直に進み始めるとこが好き。
なんかこう、熱いもんが心の内にあるっていいよね。
最後にちょっとラブもあり。
待ってろ、ににやりでした。
これは、好きな作家さんになるかも。
他のも読んでみよ~。
Posted by ブクログ
ティーン向けの青春小説。なんだが、舞台は工業高校のモノつくりコンテスト。しかも金属加工の部というエラいところに焦点当ててきよったなぁな、まはら作品。
でもご安心あれ、ヤングアダルトの王道から全くそれずに、旋盤フライス盤回してくれます(笑。
小説としては王道走りすぎてて、新鮮味や驚きは少ないが、ティーン向けならこれもあり。むしろストーリーは基本に忠実なだけに、枝葉部分の新鮮さが映える作品。
こういうの書かせたら池井戸潤が断トツかと思ったけど、まさかの切り口でまはら三桃がやってくれました…そういや、土下座シーンあるな、全然ちゃうけど!
Posted by ブクログ
北九州のとある工業高校に、男子にまじって一人の女子が電子機械科で学んでいた。三郷心(みさとしん)、高1、実家は小さな、けれどその技術で名を馳せていた三郷金属工業だった。祖父が興したその工場も、若い従業員に技術を記したノートを持ち逃げされたあたりから傾きだし、不況も手伝って今は廃業している。
心は幼い頃から工場で作業しているみんなを見ているのが好きだった。工業高校ではコン研を選んだ。職人技など感覚的なものはわかりにくいし、人はうらぎって技術をぬすむこともあるが、コンピューターは人を裏切らない。
けれど、文化祭でものづくり研究部の手伝いをするうちに、旋盤をまわす魅力にはまってゆく。そして、ものづくり甲子園に出場することに。
専門用語がいろいろ出てきて、知らない事も多いけれど、ものづくりの楽しさ、静かで熱い情熱が伝わってくる。
専門の機械や道具なんかを、イラストなどで紹介されているといいのに・・・。
Posted by ブクログ
主人公・心(しん)は、工業高校機械科唯一の女子。実家は有名な金属工場でしたが、職人の背任によって倒産し、旋盤工だった祖父も他界。心は旋盤ではなくコンピュータ技師の道を目指しています。そんな彼女が文化祭前に、「ものづくり研究会」への助っ人を頼まれるところから、物語は始まります。
最初は嫌々だった心ですが、職人や部員たちのすばらしい技術に接するうちに、旋盤に魅せられていきます。「ものづくりは、なくならんよ。ものづくりは、楽しいからだ!」無愛想な先輩・原口の力強い言葉にも後押しされて、心はもの研の部員たちとともに「高校生ものづくりコンテスト」旋盤部門に挑戦することになります。
すっきり爽快な気分が味わえる、青春部活小説でした。