あらすじ
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いつものように掃除をさぼり、だらだらと過ごすなまけものの「ぎんた」は、ある朝、家にやってきた野良猫「ちゃまる」の後をつけることにしました。すると、ちゃまるは突然立ち上がり、しゃべりながら歩き始めます。驚いたぎんたは、恐る恐るさらにちゃまるを追いかけますが、その先にいたのは、家探しをちゃまるに頼んださまざまな動物たち。ちゃまるは、なんと、素敵な家を紹介してくれる、家探しの名人だったのです。
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ねこじぞうにぎんたがはった紙がおふだみたいに小さくなくて、めちゃくちゃ大きいからちゃまるがめいわくになって、じゅんびしなかったのかと思った。でも、自分でかたづけをしてちゃまるがぎんたのほしい家をよういしたので、よかったなと思った。
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古風で個性的な絵、隅々まで丁寧に描かれていて見てるだけでも楽しい。ストーリーも捻りがあって、幼稚園くらいの子供なら理解して驚きながら引き込まれるように楽しんでいた。個性的で面白い内容だと思う。
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絵がとてもいいです。すごく描き込まれています。
話の展開も面白いし、オチも良い。落語みたいな感じですね。
子供には年齢的に理解できるかどうか…というところと、絵の好みが違ったようなので、時間をおいてから再チャレンジしたいです。
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澤野秋文さんの絵本ですね。
ぎんたは なまけもので いえは ちらかしほうだい。
ある あさ、そんな ぎんたの いえに、ちゃまると よばれる のらねこが やって きた。
だが、ちゅまるは さっさっと いえから でて いった。ぎんたは ちゃまるを おいかける ことにした。
ちゅまるは ねこじぞうの まえで ふっと とまった。
すると とつぜん たちあがった。
おどろいた ぎんたは ようすを みることに した。
ちゃまるは ねこじぞうに はってある たんざくを かたてに すたすた すたすた……。
ぎんたは あとを おいかける……!
なんと のらねこの ちゅまるは いろいろな どうぶつたちの ひっこす おうちを さがして くれるのです!
面白いですね。のらねこのちゃまるが、切れ者でしっかり仕事をするのが、どうどうと描かれています。
いっぽう、なまけもののぎんたは、ちゃかり家の片付けを止めて、ちゅまるにきれいな家を見つけさそうと、するのですが?
澤野秋文さんのいつもの画法で、ユーモアたっぷりに隅々まで、様々な物が画きこまれた絵も、魅力的です。田舎の風景で、江戸時代を思わせる細々したものに、動物たちや、お化けなどが、愉しく画かれています。
物語は、教訓話になっていて、昔話のように語られています。
澤野秋文さんの絵本は、ファンタジーにあふれて、想像力を駆り立てます。爽やかにロマンを感じますね♪思わず含み笑いが出る絵本です。
(この絵本は、メメさんのオススメです。
メメさん、澤野さんの絵本は愉しいですね♪)
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第34回講談社絵本新人賞佳作受賞作品
ちゃまるの怪しい行動になんだろうとワクワク引き込まれる。
ズル賢く片付けなくていいようにぎんたがきれいな家を要望したり、ギンタの家が汚い家として大抜擢されるのがおもしろい。
ぎんたの家がとことん汚く散らかって描き込まれている絵はじっくり見たくなります(笑)
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まず、可愛らしい絵がとても気に入りました♪
息子はページをめくるたびに、『あー!』と気になる生き物を指さして、にぎやかで丁寧な描写を楽しんでいました。
内容もなかなか♪
なるほどー!となるオチでした^ ^
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4歳の娘には少しレベルが高かったので、補足しながら読みましたが、展開に引き込まれているようでした。オチにも笑っていました。細かくて可愛い絵に驚き!不動産やさん(家探し)っぽい絵本、他にもあるか探してみようと思います。
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見開きいっぱいに描かれたぎんたの汚い部屋が良い意味でごちゃごちゃしている。
子どもが読んだら、あれは何?これは何?と沢山の好奇心が湧いてきそうな絵。
ちゃまるが淡々と家を紹介するので、表情がコロコロ変わるぎんたがとても可愛らしく見えた。
2018.07.05
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なまけもの の ぎんた のいえは ねんじゅう ちらかしほうだい。
そこにやって来たノラネコのちゃまる。
ぎんたはちゃまるの後を追いかけて、ちゃまるの仕事を知って、なるほど、なるほどと笑う。
「この絵が面白ーい!みて、何コレ。何がいるのー?」M9
絵が色鮮やかで、細々と描かれる。
雑多な品に森に隠れる怪しいもの。
開くたびに新しい発見があるくらいたくさんの物、者で溢れている。
けっこうマメなちゃまるが可愛いし。
表紙と裏表紙の裏にニヤリとする。
「みて!ここに皆んな、いるよ!ブタみたいなユーレイもいた!」M9
読み終えて表紙を見て、余韻にひたる。
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ぎんたはなまけものの男の子。家は散らかり放題。
ある時、ねこじぞうに、住みたい家を書いて貼ったら、猫のちゃまるが、ピッタリな家を探してくれると知ります。
片付いてきれいな家。ぎんたはそう書いて、じぶは片付けを辞めました。ちゃまるが新しい家を探してくれるんだからと。
けれど、ちゃまるは、なかなか新しい家を紹介してはくれません。
しかも代わりに…!
ストーリー、絵の楽しさ、どちらをとっても楽しい絵本。
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なまけものの ぎんたの うちは ちらかりほうだい。のらねこの ちゃまるが いえさがしの めいじんと しった ぎんたは、「かたづいて きれいないえ」を ちゅうもんした。ところが、いくらまっても ちゃまるは いえを さがしてくれない。もんくを いいに いった ぎんたは、とんでもないものを みてしまう!
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ねこのちゃまるが、さまざまな動物(?)たちにお部屋を紹介するお話。ぎんたは部屋の片づけができない男の子。きれいな部屋にひっこすため、ちゃまるにお願いします。ぎんたに紹介されたのは果たしてどんな部屋でしょう?
細部まで書き込まれた絵にオトナもうっとり。子供たちは、ちらかった部屋や、おばけの住処の細かいところまで楽しんでいました。
お片付けって大事だよねってしめくくれる読み聞かせに良い本です。
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講談社絵本新人賞で3度の佳作入選。ついに出版となった作品で、最初に応募したのが8年前だそう。継続は力なり。そしてぎんたの部屋から始まって、細々隅々まで描かれた世界に、澤野さんの情熱を感じずにはいられません。
家探しの名人野良ネコのちゃまるが様々な相手に部屋を紹介していく中で片付け嫌いのぎんたが・・・。
少し身につまされるかもしれない、私のような散らかしやさんには。ふと自分ちに来た誰かも、ちゃまるが?と空想しちゃうかもしれない物語。
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鯉やクマ、果てはおばけの希望の住みかまで!?
野良猫のちゃまるが「こんな家に住みたい」の希望に沿った家を斡旋していることを知った、散らかし放題の怠け者のぎんた。彼がちゃまるに希望する家はもちろん「かたづいて きれいな家」。
ちゃまるは生き物界の不動産屋さんなのかな?
ぎんたの希望をただすんなり聞くのではなく、散らかし癖に活を入れる形でしっかり希望を叶えてあげるところがプロフェッショナルな仕事ぶり。
結構な汚部屋に住んでいたのに、ねずみたちとの同居はNGとあたふたするぎんたが可笑しかった。それはイヤなのかw