あらすじ
エンディングノートは、自分とまわりの人を幸せにするための「終活」の第一歩。遺言書よりも書きやすく、自分の意思を、理由なども添えて詳しく家族やまわりの人に伝えやすい点が注目を集めています。倒れてしまったときの医療・介護から、亡くなったあとの葬儀・相続、そして自分について伝えておきたいことや家族へのメッセージなどまで。「きちんと伝わる」書き方について、具体的にわかりやすくアドバイスします。
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Posted by ブクログ
エンディングノートの存在は、以前よりもずいぶん知られる用はなったものの、まだ実際に書いたことのある人は少数派というのが現状です。
「面倒」「私にはまだ早い」と言った理由が想像されますが、そのハードルを低くしてくれるのが本書だろうと思います。
意識があり、身体も元気であれば、自分の夢や希望は努力次第で叶えられます。しかし、意思表示ができなくなったり、ましてや死後ともなれば、自分の願いをかなえる方法は、事前契約などでできることを除いては、「書き記し伝える」という方法しかありません。
行政書士でありファイナンシャル・プランナーである著者の本田さんは、以前に勉強会でご一緒させて頂いたことがありますが、大変誠実で勉強家、知識が豊富な実務家でいらっしゃいます。本書の他にご著書やエンディングノートを多く出版されています。
ぜひ一度、エンディングノートを書いてみてください。死後の準備と思った大間違い。「これから生きるための指針」が明確になり、より元気になることでしょう。