【感想・ネタバレ】それでも気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べているのレビュー

あらすじ

人気シリーズ第2巻ついに文庫化!収録されているのは、松屋、モスバーガー、ジョナサン、いきなりステーキ、ミニストップ、無添くら寿司、どさん娘、ミスタードーナツ、名代 富士そば、串カツ田中、崎陽軒、洋麺屋五右衛門、伝説のすた丼屋、はま寿司、家系ラーメン、さくら水産、ステーキハウス88、大阪王将、ねぎし、コメダ珈琲、ゴーゴーカレー、磯丸水産、養老乃瀧、すしざんまい、京樽など、誰もがきっと食べたことのあるおなじみのチェーン店ばかり。著者独自の視点から、各店の魅力と栄枯盛衰を綴る。

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Posted by ブクログ

「散歩の達人」連載の人気エッセイの第2弾。ネタ切れしつつあることを作者も自覚してる感じがほのぼのとしている。さすがにローカルなチェーン店が多い。

最近のプロ野球に関する作家としては五本の指に入るだろう筆者。ほぼ同世代ということもあり、小ネタに思わず笑ってしまう。

第二弾ともなると残念ながらネタ切れの感。それでもパワーで強引に押し切っているところがほのぼの。純粋なエッセイとしては十分に楽しめる。

後書きなど単にウケ狙い的な文章でなくほんのりさせるワザこそ筆者の魅力なのだとつくづく思う。「止めたバットでツーベース」と共通のペーソス。

気楽に読める一冊でした。

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2020年07月25日

Posted by ブクログ

二番煎じなのは否めないけれど、前作と同様に生活風俗の記録として価値は残る。にしても、すっかり中年ライターに堕してる感が強く、この調子で第三弾も続くというのはさすがにどうかしら?

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2022年10月16日

Posted by ブクログ

散歩の達人で連載されているコラムお書籍化第二弾。日頃よく行くお店が他の人はどう思っているのか、よく分かって面白い。

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2020年12月29日

Posted by ブクログ

ホントは、こだわりの料理人が腕を揮った逸品や愛妻が心を込めて作った料理に舌鼓を打ちたい。でも気がつけば、チェーン店に入ってしまう。それは気軽で便利で美味しいから。長年の取材で蓄えた人気の36店の醍醐味を、愛情&ユーモア満載に綴った人気エッセイ第2弾。

お世話になっているチェーンもあるが、コロナ禍でどうなるのか心配。

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2020年08月12日

Posted by ブクログ

ウチのダンナが化学調味料アレルギー、特に「調味料(アミノ酸等)」はNGゆえ、チェーン店で食べられるものはほぼありません。そんなだから、本書に登場するチェーン店の中でわが家が利用しているのは、化学調味料不使用を謳っている松屋ぐらい。私は化調平気だったけれど、毎日化調を使わずに料理していると、次第に受け付けなくなってきてしまうものです。

とはいえ、胸やけ胃もたれ確実のチェーン店に心が躍らないわけでもない。いちばん惹かれたのは天麩羅食べ放題のお店だったのに、今はもうないなんて(泣)。蕎麦には日本酒やろと思うけど、蕎麦とビールで440円と言われたら、ビールで手を打ってしまいそう。メキシコ料理を出さないメヒコというお店も気になります(笑)。鰥と書いて「やもめ」と読む。初めて知った!

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2020年07月30日

Posted by ブクログ

今作に登場する全36のチェーン店の内、私が食した経験があるのは18店。日本の外食文化の根強さを改めて感じる。相変わず調子の軽い文章だが、時折クスリ時折ホロリとさせるのは心憎い。注目すべきは各店の栄枯衰退ぶりだが、この時代に非拡大路線という選択はある種正解なのかもしれない。私は古い人間なので【どさん娘】や【牛丼太郎】の精神性に共感する。前作同様最終章で急にしんみりさせる手法は流石にあざといが、外食産業に対する想いは十分伝わってきた。少なくとも、著者絶賛の【いわもとQ】と【嵯峨谷】に行ってみたいと思ったもの。

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2020年07月29日

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