【感想・ネタバレ】中央アジア・蒙古旅行記のレビュー

あらすじ

13世紀の中頃、ヨーロッパ人が相次いでモンゴリアの奥深く入っていった。教皇インノケンチウス4世の命を受け、あるいはルイ9世の書簡を携えて、「地獄(タルタルス)の住人」の地へと中央アジアの乾燥帯を苦難と危険を道連れに歩みゆく修道士たち。勢力を西へ拡大中のモンゴル帝国で、また本営カラコルムで、彼らは何を見、誰に会い、どんな宗教や風俗に触れたのか。2人の修道士それぞれの見聞記。

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Posted by ブクログ

伝道とはただひたすらに愛の道なのだなということ
西洋人たちが、いかに君主然としていても、所変われば全てが変わり貢物を差し出し地にひれ伏す立場となる。それはモンゴル人も同じである。多いは強いし、その国のその人のホームの中で、外国人は勝手なことをできない。

伝道に至っての、ただひたすらの愛と ただ自分たちの信仰を押し付けるだけではない、ある程度譲り譲らせつつの交渉や、その土地の人々がすでに持っている信仰や生活を馬鹿にしない(表立っては)ことは本当に素晴らしい。これ当然のことではあるけど、でもこれができる宗教者というのはとても少ない、

カルピニのレポートもすごいな〜。ある意味スパイでもある。自国を守るため、この時代どれだけの職業の人が、今の時代もであるが、スパイとして活動してるのか

今の時代の旅行は本当に温水プールでアヒル浮かべるようなもんなんすな〜…でもいいです、先人の知恵によりわたし、アヒルと遊んでられる

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2018年06月21日

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