【感想・ネタバレ】「怪異」の政治社会学 室町人の思考をさぐるのレビュー

あらすじ

怪異とは、それぞれの時代の特徴を、もっとも生々しく切り取る切り口のひとつなのである。それぞれの時代の社会が直面し、そして説明しきれず、恐れねばならなかった問題は、いったいなんであったのか。その問題と関連づけながら、政権中枢に向かって……どのような思考や実践がおこなわれたのか。……怪異を切り口にすることで、政治・経済・文化にまたがる人びとの思考を、われわれは動態的にみてゆくことができるのである。

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Posted by ブクログ

政権が不安定な室町時代の人びとにとって怪異は、不安な世の中を少しでも安心して過ごすためのツールの一つであったようである。

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2018年07月13日

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