【感想・ネタバレ】尻尾と心臓 のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2016年09月04日

作者が『会社員とは何者か?――会社員小説をめぐって』で展開している論を、見事に小説へと昇華しています。

たとえば、源氏鶏太「英語屋さん」論において注目していた英語屋さんの社内でのヌエ的な立ち位置を、本作では子会社へと出向している男、その子会社に関連企業から派遣されている女という形で、再現させていま...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年01月20日

尻尾って何なのか、心臓って何なのか、わからなかった。乾と柿谷と来ればセレッソ大阪で、どこかにオマージュが隠れているのかと思ったけど、それも見つけられなかった。乾と笹島が微妙な立場でプロジェクトを成功させなければならない理不尽は、他人ごとではない。安藤課長から日報フォーマットをもらうだけのことになぜこ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年03月20日

九州の食品会社から東京の子会社に出向してきた乾と外資系コンサル出身のデキる女性、笹島がコンビを組んで、営業アシストツール「セルアシ」の開発に取り組むお仕事小説。

よくあるサクセスお仕事痛快モノかと思って読み進むとそんな単純なお話ではなく、舞台となる会社「カキヤ」も気難しい社長も含めてかなり特殊で、...続きを読む

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Posted by ブクログ 2016年07月25日

会社員小説というジャンルらしい。
外資のコンサルから、国内企業に転職した女性と、その会社に本社から出向になった男性を中心に、会社での業務を中心に話が進められる。

同じような経験を、実体験として持っているだけに、まぁ、そんなもんだよねとつらつら読んでいく。
途中、自分の経験ではありえないことも出てく...続きを読む

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Posted by ブクログ 2016年06月25日

九州の本社から子会社に出向となった乾は、外資系コンサルタントから転身した笹島彩夏と新規事業室で営業補助システムを立ち上げることになる。社内の協力を得られず孤立した二人の葛藤を描きながら、会社という組織で働き続けることの難しさが伝わってくる作品。

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