あらすじ
大学に在籍する諸君。学ぶべし、研究すべし。時は満ちた。金のこと、世間のことは忘れよ。そんなことは卒業後の人生で、いやというほど考えられる。権威は疑え。疑いから哲学ははじまる。"笑う哲学者"ツチヤ教授が、学部長を任命されてからの苦悩の日々。そして変わらぬ女への不満。笑って前向きになれる1冊。
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Posted by ブクログ
学部長になってしまった?ツチヤ教授の本。
お気に入りは
「神経の太い男」
「哲学をオチョクる方法」
「ことわざの正しい読み方」
どれも電車で読むのは厳禁です。
Posted by ブクログ
読書録「ツチヤ学部長の弁明」4
著者 土屋賢二
出版 講談社
P278より引用
“学部長の任期は、予定通り満了を迎えた。任期が終わるまで死
なないように努力したのが実ったのである。”
哲学者である著者による、務める大学のパンフレットや数々の
雑誌に掲載されたエッセイなどをまとめた一冊。
学部長就任のメッセージから性格診断まで、理論的でウィット
に富んだ文章で書かれています。
いしいひさいち氏のマンガも一緒に楽しめます。
上記の引用は、あとがきの中の一文。長生きするための努力と
いうのが、何よりも難しいのかもしれません。体に悪そうなこと
ばかりしていても元気に生きている人もいるかと思えば、慎重に
毎日を過ごしていた人が、突然亡くなることもあります。
はっきりとした方法がわからないので、やはり難しいのではない
でしょうか。
これが答えだ!と断言するような情報には、ゆめゆめ注意したい
ものだと思いました。
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Posted by ブクログ
土屋教授のエッセイ。いつも通り脳をリラックスさせて読んでいたら、中盤あたりでちょっと難しい内容になったのでビックリ。ホントに哲学者だったんだぁ、と思った本(笑。
Posted by ブクログ
土屋さんの本は初めて読んだけど、なるほど面白い。こんな日本語の使い方があったのかと目からウロコ。
ただ、この人のエッセイはみんな同じに見えてくる。自分がいかに恐妻家であり、学生にもナメられてるかという話が延々と続く..
それはそれで面白いんだけど。
Posted by ブクログ
哲学書のフリをした女性嫌いの本、かなぁ。
もちろん、シニカルでユーモラスな書き方なので嫌味はないんだけど、環境が女性だらけとはいえ、あまりにもそれに類する内容が多いから食傷気味。
それだけ女性が優遇されてるってことなんでしょうね。
Posted by ブクログ
土屋教授のエッセイ集。講演記録や学報からのものもある。
なんか読んだことあるなーと思ってたらハードカバーの方既読でした笑。
相変わらずおもしろい。今回のはお茶大や哲学への愛も感じる笑。だらだらのらりくらりしている中に鋭い指摘もあったり。