【感想・ネタバレ】螺旋の底のレビュー

あらすじ

交通事故で自分だけ生き残った当主は、若いセラピストと再婚した。封印された墓所を地下に持つ石造りの館で新しい生活を始める二人。だが都会での生活を捨ててやってきた女には、ある計略があった。村では次々と少年たちが姿を消し、殺戮と埋葬の歴史が繰り返されるなか、冥府から慟哭の真相が浮かび上がる!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

第二次大戦後のフランスの片田舎を舞台にしたゴシック・ロマンス。対独協力者狩りの記憶が癒えない、血塗られた館に秘密を持った若妻が訪れる……。不気味な使用人に、当主のおぞましい秘密と、定石通りにサスペンスを盛り上げておいて、一気にうっちゃる。著者らしい仕掛け、でいいと思う。そう来るとは全然思ってなかったので、見事に嵌められた。楽しかったね。

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2021年06月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

久々に、「やられた!」と感じた作品です。
違う方に注意が向いてしまって、肝心の部分には気付かなかったので、ラストまで読んだ後、最初からまた読み直しました。
気をつけて読むと、細かい伏線が色々と張られています。とある小道具だとか。

丁寧に練られた作品だなぁ、と思います。
全体的に漂う、『レベッカ』のような雰囲気も素敵でした。

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2016年05月18日

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