あらすじ
コラッ! 作文に「絵文字」を使うんじゃない!! 子どもたちの国語能力に、とんでもないことが起きている。感情表現はスタンプ任せ、文章は「予測変換機能」で自動作成……。「LINE」の弊害を、気鋭の現役塾講師が解説。未成年の子どもを持つ親は必読!
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Posted by ブクログ
子供が成人したとき、
自分は安心して死ねますか?
その問いにしっかりと答えないといけない時代を私達は生きています
「イエス」と答えるために、
今の教育は正しいのか
何のために今の教育をしているのか
子供に過保護な日本で、どうしていくのか
とても考えさせられました
Posted by ブクログ
エジプトのピラミッド内壁に刻まれた文字の意味は、最近の若者はなっとらんであった。
古事記の序第一段には、昔に比べて今の人たちにはモラルがない、であった。
いつの時代も、前時代の年長者は次世代に一家言あるもの。
さて、随分と一企業を攻撃しているように見えるタイトルではあるが。
ガラケー世代の頃から、コミュニュケーションツールとしての絵文字、顔文字については賛否両論あったわけだが、スマホの登場により、特にLINEのスタンプによるスピーディーなチャット的なやり方が、物事を思考、深慮する力を著しく低下させているとのこと。
LINEによる日本語汎用能力の低下、国策として幼少期からの英語教育環境の促進、タワーマンションの住環境が与える四季感の欠落などなど。
これは、看過できない。
ここで記された問題提起に関しては、同意する。
子どもをあやす道具にスマホを与えている親御さん、これからインターナショナルスクールにお子さんを入れようとしている方、タワーマンションへのお引越しを考えている方々、一読されて損はないと思います。
実際、いるよなー、あー、そういうことかー、都市伝説かと思っていたが、あーとか、はーなど心の中で、大分嘆息漏れる一冊でした。