【感想・ネタバレ】巨娘(5)のレビュー

あらすじ

焼き鳥屋のジョーさんは巨娘です。身長181cm。どんな男よりも男らしく、圧倒的な力で他を制圧する存在感。それ故に巨娘なのです。意識の低いラーメン屋に鉄槌を下し、一歩を踏み出せない若者をぶったたいて奮い立たせます。伊豆旅行ではヤクザの抗争すら鎮圧します。そして、一人前になる板前の姿を、そっと見守ったりもするのです。巨娘のまっすぐさと剛腕の物語、これにてひとまずのお別れです!

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Posted by ブクログ

迷ったけれど、★5つにはした。本当に評価が難しい作品で、最初の2話のあまりにも見事な「木村紺らしい」人情短編は紛れもなくキャリアハイと言える出来だし、最終回が決まってからちゃんと1キャラづつ回収を始めていく丁寧さも本当に見事で、『巨娘』のクソ馬力ギャグとはまたぜんぜん違う何かがある。それでいて最後の1話はまったく終わり感がない絶妙さだし……。だからこれを、木村紺の軸なのだと思えばいいのか、それともやっぱりこの年月重ねた円熟味を生かしてもう一回『神戸在住』みたいなことをやって欲しいなって気持ちに正直になればいいのか……ほんとに……。/でも、お疲れさまでした。

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2018年01月20日

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