【感想・ネタバレ】刑事魂のレビュー

あらすじ

南平班の菅原警部補が雑木林で惨殺された。胸に刻まれた十字形は挑発かそれとも見せしめか。上司にも同僚にも知らせず、菅原は1人、なにを追っていたのか。仲間の無念を晴らすべく、捜査1課の猛者たちが総力戦を挑む。たった1枚の地図を手がかりに犯人を追い詰めてゆく南部平蔵班の刑事魂が光る!!

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Posted by ブクログ

「弔い合戦」という言葉がある。
選挙などで使われることも多く、刑事ドラマなどでは同僚を殺された刑事たちが事件の解決に向ける執念を表す言葉としても使われる。
『刑事魂』はまさに「弔い合戦」としての捜査を描いている。
刑事が犠牲となった同僚の仇をとる。
その思いはたぶん国が変わっても同じなのだろう。
外ドラマでも、やはり仲間の刑事が殺害された事件では同僚たちが事件解決に執念を燃やす場面がたびたび出てくる。
「魂」という言葉には、並々ならぬ思いが込められているのだろう。
安易に使う言葉ではないような気がした。

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2017年02月26日

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