【感想・ネタバレ】韓国新幹線を追えのレビュー

あらすじ

日韓関係が緊張を続けるなか、日本側特使を暗殺する計画が密かに練られていた。舞台は、韓国新幹線KTX。危険を察知した十津川と亀井は韓国に飛ぶが、時速三〇〇キロで疾走するKTXは、犯人グループにハイジャックされてしまう。十津川らは計画を阻止できるのか。犯人の目的は? 終盤の闘いは、まさに瞠目!

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Posted by ブクログ

〇韓国新幹線で巻き起こる、犯人とのハラハラドキドキの頭脳戦
ある日捜査一課に届いた一通の小包。その中には、「Plan of A」の文字とともに、列車を使用したと思われる何か悪だくみの告発があった。A=Assacination(暗殺)と考えた十津川たちは、その暗殺計画を解読しようとする。新幹線の説明らしき文章だが、日本の新幹線ではなさそうだ。友人の中央新聞記者・田口に確認すると、韓国の最近新しくできた新幹線KTXのようだ。
ところが、送られた手紙には日時などが何も書いてなく、対策のしようがないことに、十津川たちは捜査に手詰まりを覚える。
そんな中通訳の仕事をしている韓国人女性が日本で殺された。なぜ殺されたのかがよくわからないまま聞き込みをしていると、両親から思いがけず政府の要人が韓国に行きその通訳をする予定だった、と漏らす。その情報を聞いて韓国の警察とも連携して捜査するが・・・

韓国人の仲間意識や正義感の強さが事件に即してよく語られていて、彼らの感情描写はリアリティがあるように感じる。新幹線で実際に起こる事件も、爆弾の登場から不意打ちまで、迫力満点の一作!

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2017年01月29日

Posted by ブクログ

最後の二段構えの攻防は楽しめたのだが、序盤の話が色々と置き去りになってしまったような。
韓国のKTXは去年初めて乗り、雰囲気が少し分かったのは読んでいて楽しかった。このあたりはトラベルミステリーの良さですね

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2025年02月24日

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