【感想・ネタバレ】死ぬ力のレビュー

あらすじ

「余生」などいらない!長生きが簡単な時代だから、いい死に方を真剣に考える長寿社会にあって、人生の円熟期を私たちはどのように生きていけばよいのか。何を考えながら、余生を過ごせばよいのか。著者は、自然に生きること、仕事は年老いてもずっと続けること、書く人間になること、つねに締め切りを設定して生きてゆくこと、がんばらないこと……など様々な提言をしてゆく。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 陸、海、空の最長寿命動物は、ゾウ、シロナガスクジラ、イヌワシで、ともに食物連鎖の頂点に君臨し、ともに80年。人間の120年はすごいこと。人間の長寿の最大の要因は、自然治癒力を持っていること。学校は自力で学ぶ力を弱め、車は自力で歩く力(体力)を弱め、そして病院は自然治癒力を弱めるので要注意! 鷲田小彌太「死ぬ力」、2016.2発行。

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2023年11月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

題名をそのまま表した本ではない。
酒に酔ったおじさんが、勢いよくしゃべっているのを聞いているような気分になる本。結論に対する根拠のつながりが読み取れない部分や、何度も同じフレーズがでてくるところもある。読んでいくうちに著者の人柄がわかってきて、親しみをもって読めるようになった。豊富な情報が興味をそそる。
○気になったフレーズ
・「自殺」はほとんどが事故だ。(この根拠がわからなかった。)
・人間が共同体を営む上で規定した3大タブーは殺人、近親相姦、人肉食
・墓は不滅の魂を封じ込めるための仕組み。いやな奴がいつまえも世にさまよっているのは困るので。
・都市は生命力(エネルギーに満ちている)。都市では共同、競争(人間力を刺激し、高める)
・老後は自由、だが期限がないのでアウトプットが中途半端になる。同人誌なども1年間単位で出版していて中途半端になる。

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2016年07月01日

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