【感想・ネタバレ】君が死ぬ夏に（６）のレビュー

大柴健

[ブクログ · ★★★★★]

沖浦さんが怪しかったのが何故かやっとわかってスッキリした！でもそんな理由であんな邪悪な顔になってたのかって思ったら逆に衝撃だった。遺書の謎だったり、受け渡しのSDだったり、少しずつ証拠として突きつけるカードが揃ってきた山野。Xデーだったネズミーランドに堀さんと北島先生を誘い出して自白をはかる。動画まで撮って詰んだかと思ったのに、ここで福岡くん出てくるとは。最初の頃とメモも変わってたし。点じゃなくて矢印だったのね。福岡くんゲイだから先生のこと好きだったのかな。それよりも家にいてって言われたのになんで出てきちゃうんだ谷川。漫画のヒロインでそーゆうところあるよね。

[ブクログ · ★★★☆☆]

　6巻なので基本構造は割愛。
　青春漫画を期待するそうに寄せたのかもしれないが、ミステリマンガ的展開は安易な印象。
　登場人物が考えた行動の末の行き違い展開は、ミステリとして面白いが、ＳＦ的側面からどうせ今回の引きも安易にひっくり返しそうな気もしてしまう。
　物語も終盤に来て軸足が定まっていない部分から綻びが生まれてしまう印象。
　それらさえも伏線に最後綺麗にまとまってくれたら喜んじゃうんだけどね。
　いろいろな要素が一点に集結したこの「夏」の肝のイベント制服ネズミーランドでのいきさつな巻。
　時間完結。