【感想・ネタバレ】小説家のレビュー

あらすじ

昭和30年代半ば、波瀾に満ちた青年期を送った「彼」は九州から上京、作家を目指す。同人誌「文藝首都」に在籍し、名を成す手前にまで達するが、森敦と中上健次、2つの才能に打ちのめされる。そして苦悩の末、純文学作家からの転向を決断した。エンターテインメント小説の巨匠、最初で最後の自伝的小説。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

作者自身の経験を基にしたいわゆる私小説で、これまで数多くのエンタメ作品を創り上げた作者が、一転して純文学を書いたものが本作である。複数人の女性関係のいざこざや炭鉱での労組運動、子どもの死というように、作者がこれまで体験したことを赤裸々に語る。元々純文学作家を志したが、生計を立てるためにエンタメ作家として仕事に邁進した。

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2025年11月09日

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