あらすじ
≪嫌われ者に愛の手を≫――週刊誌記者・小谷野丈二のもとに届いた謎のメモは、壮絶な復讐劇の始まりだった。別れた妻子を救うため、三人の"嫌われ者"と共に「死のPK戦」に挑む丈二。死闘の果てに、復讐に燃える男・オオシマの"本当の狙い"がわかった時、戦慄の結末が待ち受ける!
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Posted by ブクログ
まただよ。「本当の狙い」「戦慄の結末」とか煽るから、どんでん返しがあるんだなって身構えちゃって想定内の結末だと肩透かし食ったような気になっちゃうという…。
そもそも、人を殺してまで一千万手に入れたやつは、枕元に一千万あったら絶対思い出すでしょう? 後半の種明かしのためにリアクションさせないのは…。
小谷野が滝川を誘い、滝川が宮下を誘って三人組になったのに、三人ともにあらかじめ関係者に数えられてる。誘わなかったら、あるいは違う人を誘っていたらどう修正するつもりだったの?
宮下は勝美が死んだと思い込まされていたのに、田園調布で再会した時に何にも言わない。実は生きていたって事前に知るシーンがあったのをわたしが読み飛ばしたのか?
ジャンプの下りは…。いや、後からジャンプしとけばっ…て後悔するか?
クララも意味ないわ~。小谷野に本気で惚れる必要あった?
オオシマは生きていた風なラスト…。取って付けた感。オオシマのカリスマ性も、説明されただけで実感なし。
登場人物多くても筋が入り組んでても混乱させないのはさすがですが。