【感想・ネタバレ】爆ぜるゲームメイカーのレビュー

あらすじ

≪嫌われ者に愛の手を≫――週刊誌記者・小谷野丈二のもとに届いた謎のメモは、壮絶な復讐劇の始まりだった。別れた妻子を救うため、三人の"嫌われ者"と共に「死のPK戦」に挑む丈二。死闘の果てに、復讐に燃える男・オオシマの"本当の狙い"がわかった時、戦慄の結末が待ち受ける!

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Posted by ブクログ

木下半太のサスペンス作品『爆ぜるゲームメイカー』を読みました。
木下半太の作品は、2月に読んだ『ジュリオ』以来ですね。

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≪嫌われ者に愛の手を≫――週刊誌記者・小谷野丈二のもとに届いた謎のメモは、壮絶な復讐劇の始まりだった。別れた妻子を救うため、三人の“嫌われ者”と共に「死のPK戦」に挑む丈二。
死闘の果てに、復讐に燃える男・オオシマの“本当の狙い”がわかった時、戦慄の結末が待ち受ける!
<文庫オリジナル>
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講談社が発行している写真週刊誌『FRIDAY』に2010年(平成22年)9月から2011年(平成23年)10月に『きらわれもの』のタイトルで連載された小説を改題のうえ、2012年(平成24年)に刊行された作品です。

 ■ゲームメイカーの回想Ⅰ
 ■第一章 嫌われ者に愛の手を
 ■第二章 巻き込まれた女
 ■ゲームメイカーの回想Ⅱ
 ■第三章 地獄へのキックオフ
 ■第四章 頭に埋め込まれた爆弾
 ■ゲームメイカーの回想Ⅲ
 ■第五章 死のPK戦
 ■第六章 絶望のロスタイム

「悪夢シリーズ」の著者が描く、壮絶すぎる男の復讐劇! 『FRIDAY』連載中から話題を呼んだあの小説が、文庫オリジナルで登場。

両足を失い、サッカーの夢を奪われたオオシマによる復讐劇を描いた作品……希望からの絶望、天国から地獄への繰り返しのハチャメチャな展開で、木下半太らしさを感じるジェットコースター系のアクション小説でしたね、、、

超ユニークな登場人物たちの視点が切り替わりながら進む怒涛のスピード感が愉しめ「悪夢シリーズ」っぽい作品でした……小谷野丈二は、別れた妻子を助けることができましたが、ゲームに勝ったのはオオシマだったんでしょうねー まさかの、そしてゾッとする結末が印象的でした。

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2025年05月05日

Posted by ブクログ

相変わらず見事なキャラクター劇とスピード感のある展開で素晴らしい安定感。
ラストの温さに一瞬不安にさせられたが、最後の最後でしっかり期待に応えてくれました。

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2012年11月23日

Posted by ブクログ

一気読み。
木下作品は面白いけどくだらない作品も多いが、今回は筋がしっかりしていて読み応えがあった。

本作の登場人物で続編が描かれそうな終わり方。それはそれで期待して待とう。

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2012年09月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まただよ。「本当の狙い」「戦慄の結末」とか煽るから、どんでん返しがあるんだなって身構えちゃって想定内の結末だと肩透かし食ったような気になっちゃうという…。
そもそも、人を殺してまで一千万手に入れたやつは、枕元に一千万あったら絶対思い出すでしょう? 後半の種明かしのためにリアクションさせないのは…。
小谷野が滝川を誘い、滝川が宮下を誘って三人組になったのに、三人ともにあらかじめ関係者に数えられてる。誘わなかったら、あるいは違う人を誘っていたらどう修正するつもりだったの?
宮下は勝美が死んだと思い込まされていたのに、田園調布で再会した時に何にも言わない。実は生きていたって事前に知るシーンがあったのをわたしが読み飛ばしたのか?
ジャンプの下りは…。いや、後からジャンプしとけばっ…て後悔するか?
クララも意味ないわ~。小谷野に本気で惚れる必要あった?
オオシマは生きていた風なラスト…。取って付けた感。オオシマのカリスマ性も、説明されただけで実感なし。
登場人物多くても筋が入り組んでても混乱させないのはさすがですが。

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2021年09月18日

Posted by ブクログ

“嫌われ者に愛の手を”-週刊誌記者・小谷野丈二のもとに届いた謎のメモは、壮絶な復讐劇の始まりだった。別れた妻子を救うため、三人の“嫌われ者”と共に「死のPK戦」に挑む丈二。死闘の果てに、復讐に燃える男・オオシマの“本当の狙い”がわかった時、戦慄の結末が待ち受ける。

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2018年06月13日

Posted by ブクログ

人の頭がガンガン爆発していくのでお腹いっぱい。
途中で爆発したオオシマは誰だったんだ…?娘に近づいた車椅子の若い男は誰…?
謎は残るけど、テンポよく最後まで読めた。登場人物にカスが多くて、誰に感情移入すればいいのか分からない。

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2016年01月03日

Posted by ブクログ

何やら、サスペンス要素が強化傾向にあるな。
しかも、内容がインスパイアされたのか偶然なのか、パクっちゃったのか、伊坂幸太郎、石田衣良の某所の場面が散見...

読者を惹きつけるリズム感は良いのだが、なんだかこのところ木下節が...

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2013年04月17日

Posted by ブクログ

『いつだってそうだ。嫌な予感ほど、的中する。』

『一番の悪は誰なんだ。国民の不安を煽って銭を稼いでる奴らじゃないのか。頑張って夢を叶えましょう。幸せになりましょう。今のあなたは、本当の幸せを掴んでいないですよね、ときたもんだ。いいか? こんな豊かな国に生まれた時点ですでに俺たちは幸せなんだよ。騙されてることに早く気付け』

『さあ、急いで勝美を助けてくださいね。せっかくヒーローになれるチャンスなんですから』
『じゃあ、どうして、俺の脚にこんな真似をした』
『だって、ヒーローにはピンチがつきものでしょ』

『その人は、どんな人なんですか?』
『まあ、一言で表現すれば ー ゴキブリとドブネズミとハイエナが合体した生物が、悪知恵を得たような感じだな』
『全然、一言じゃないですね』

『あの…これって犯罪ですよね?』
『正義のためなら多少のことは許されるんだよ。』

『アタシの役どころは、地味なあんたと違ってヒロインなわけ、そう簡単に死ぬわけないでしょうが』

『嫌われるほうが楽だから、わざとその道を選んで歩んできたんだけどな。誰かに好かれようとして生きていくほど、胸クソが悪いものはない。』

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2012年09月30日

Posted by ブクログ

えッ!こいつこんな感じで死ぬの!?
みたいにちょっとあっさりしてるところはあったけど、なかなかおもしろかった!

読みやすくて、いいね。
もうちょい欲しかったけどね。いろいろと。シオタラン。

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2012年09月30日

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