【感想・ネタバレ】イスラム聖戦テロの脅威 日本はジハード主義と闘えるのかのレビュー

あらすじ

イスラム過激派の勢力拡大に日本はどう立ち向かうのか? 外事警察の司令塔による情勢分析。佐藤優、高橋和夫、福田和也各氏絶賛! 各界の第一人者を驚嘆させた『グローバル・ジハード』を、最新情報によって全面改定新書化! ●「日本に対外インテリジェンス機関を設け、テロ対策を行うことは非現実的。本書はその理由を適切に指摘した」 佐藤優氏――佐藤優直伝「インテリジェンスの教室」Vol.054(2015年2月13日号)読書ノート ●「松本氏の議論は、テロリズムが市民社会に突きつける究極の問いである」 高橋和夫氏――東京新聞2009年1月11日付書評 ●「豊富な事例の提示も含めて、現在、日本語で読める本のなかで間違いなくベストと言い切れる本」 福田和也氏――「福田和也の闘う時評」週刊新潮2008年12月25日号

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Posted by ブクログ

惜しい本。後半の自由と安全のジレンマの問題は、具体例も交えて書かれており、とてもわかりやすく知的好奇心をそそる。だが、前半部のジハード主義の系譜や歴史は詳細だが、体系的でなく、脈絡なく違う話が始まるので読むのがしんどい。作者が下手なのか編集がダメなのか……。もう1つは、出典が不明な部分が多い。遠い外国の普段知り得ないような事実については、真偽を確かめるのが難しい。だからこそ、反証可能性を担保するためにも、出典を書いて欲しかった。これらの点を留保すれば良本だと思う。何も伝わってこない筆者の謎の図解はご愛敬

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2018年07月24日

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