【感想・ネタバレ】甲子園の奇跡 斎藤佑樹と早実百年物語のレビュー

あらすじ

昭和6年の甲子園。早稲田実業の島津投手は、マウンドでがっくり膝をついた。愛知・中京商業にサヨナラ負け。実はこの中京商業の勝利こそ、いまだに破られない夏大会3連覇の偉業、そのスタートだった。――それから75年。中京商業以来の夏3連覇の目標を引っ提げて甲子園に乗り込んできた駒大苫小牧。その「最後の1勝」を阻止すべくマウンドに立ったのは、奇しくも同じ早稲田実業の斎藤佑樹投手だった。(講談社文庫)

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Posted by ブクログ

早稲田実業 斉藤投手と駒大苫小牧 田中投手の2006年夏の甲子園での決勝再試合での対決に至るまでの二人の成長を追いつつ、早稲田実業の高校野球黎明期から現在に至るまでの約100年に及ぶ歴史について、著者の真摯な取材によってさまざまなサイドストーリーが明らかにされます。
私の年代だと、荒木大輔さんなんかは当時テレビで見てました。
ちなみに王貞治ソフトバンク会長さんの甲子園対戦校の中に大阪府立寝屋川高校という、ごく身近な高校があったというのはこの本で知りました。
著者は「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日 」の門田隆将氏です。

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2013年07月11日

Posted by ブクログ

早実野球は、ここしばらくはあまり派手さがなくて、そんなに好きなタイプではなかった。

しかし、これまでの歴史や各試合でのそれぞれの選手の気持ち・行動を細かく追った本書を読み、高校野球全体を見る目が少し変わった。

どんな高校でも必死に練習に取り組み、それをすべて試合にぶつけるべくレギュラーも控えも補欠も一丸となる姿を裏側から知ると、これからの高校野球をより思い入れをもって観戦できると感じた。

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2011年05月22日

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