あらすじ
フェイスブックにツイッター、LINEなど、「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)」を使ったことのない人にとってSNSはなんともつかみどころがないものだ。今さら誰にもきけないし、何からきけばよいかわからない。本書では、そうした未経験者のためにSNSが出てきた経緯から、しくみ、メリット、リスクなどを平易に解説する。使わなくてもSNSの概要がわかってくる。(ブルーバックス・2015年7月刊)
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Posted by ブクログ
わかりやすかった。
ガラケーをちょっと見直した。
「ガラパゴスではだめ」って話はいつ聞いても哀愁を感じる。日本が豊かゆえにガラパゴスに。されどこれからはガラパゴスではいられないのか…とちょっと切なくなる。(ガラケーの話が本題なわけじゃないですが、そこが印象に残ったのでこの感想にしました)
Posted by ブクログ
インターネットを使えば誰もが情報の送り手となれる。第5権力が日を追うごとにその力と勢いを増しつつある。
スマホはパソコン同様、自由に好きなソフトをダウンロードができ100人おれば100通りの使い方がされている。他方、ガラケーのOSは組み込み型であり、新たに機能を追加したり削除することはできない。既にガラケーの生産は中止が決定されており、順次、ガラケーもスマホに変わりつつある。同様にパソコンもスマホやタブレットに変わりつつある。インターネットへの接続法もブラウザからアプリを介して眺めるものになっている。ところが多くのアプリはリンクという仕組みを持っていない。アプリの増加はリンクというウェブページ独特の仕組みの力を喪失させることにつながる。すなわちアプリは、アンドロイドなりアイフォンが管理する場所からダウンロードされるに過ぎず管理者がノーといえばダウンロードされない。自由な表現が損なわれるということだ。いまやスマホのアプリしかなくパソコンではアクセスできないものも増えてきている。従来のWWWという仕組み自体が無意味なものになっていくことが予想される。SNSの解説のみならず、本書ではその背後にあるものについても丁寧に掬い取っている。意外な世界を垣間見ることが出来た。