【感想・ネタバレ】ハプスブルクの文化革命のレビュー

あらすじ

全市民に娯楽と余暇が開放された、ウィーンの「文化革命」とは何か? 豪華な儀式と祝祭でスペクタクルを演出し、視聴覚から臣民を従えたマリア・テレジア。庭園も舞踏会も一般公開する一方で、自分は宮廷に引きこもるヨーゼフ2世。同時代の記録に残された膨大な都市民の肉声から、啓蒙専制君主に再編される市民生活の相貌を活写する。(講談社選書メチエ)

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Posted by ブクログ

マリア・テレジアやヨーゼフ2世による文化に関する政策や当時のウィーンの貴族や市民生活を、外側と内側の両方の記録から読み解く。そこからは国民性や王の人間性が浮かび上がり、なかなか面白い。

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2011年03月04日

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