【感想・ネタバレ】宇宙最大の爆発天体ガンマ線バースト どこから来るのか、なぜ起こるのかのレビュー

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Posted by ブクログ 2014年06月11日

面白い。発見から詳細な観測を経て解明に至るプロセスが丁寧に解説されており、楽しみながら一気に読める。ベテルギウスとイータ・カリーナが解説されているのもよい。続編でよいので、ジェットが上下に吹き出す仕組みについて詳細な解説を望む。

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Posted by ブクログ 2018年02月13日

これぞブルーバックスという感じの、第一人者によるわかりやすい解説。先日、中性子連星の合体で重力波が検出されたときに、あわせてガンマ線バーストのことも話題に登っていた。一つの星が銀河よりも大きいエネルギーを放出する、宇宙で一番明るい現象である。宇宙で一番と言われて興味を持たないわけがない。

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Posted by ブクログ 2016年08月01日

たしかにダーク○○ほど一般にはあまり興味を持たれていない分野かもしれない。しかし、読んでいて知的な興奮はあった。特に相対論がでてきて、ずばっと解決するところ。まだまだ未解明な部分が多いのも宇宙物理学に共通して、興味が尽きませんね。是非とも多くの方に読んで欲しい良書だと思いました。

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Posted by ブクログ 2014年07月01日

輝く時間こそ短いが,宇宙のすべての星を合わせた明るさに匹敵する超高エネルギーの天体現象ガンマ線バースト。本書はその専門家による解説。ガンマ線バーストに特化した啓蒙書は稀有。
地上核実験監視衛星により1967年に現象がとらえられてから,ガンマ線バーストの正体解明までには30年という長い月日がかかった。...続きを読むその過程では,1920年の銀河系大論争になぞらえたガンマ線バースト公開論争が行なわれ,それから程なくして少数説が実証されるというドラマチックな展開も。
長いガンマ線バーストは,重い天体が極超新星爆発して,ブラックホールを形成するときに放出する相対論的ジェットという結論。余りにも明るいために,百何十億光年彼方でも観測できることを活かして,ファーストスターを検出することも有望視されている。中性子星の連星が合体してブラックホールを作るときには,短いガンマ線バーストとともに重力波も放出されるはずで,初の重力波の観測は,ガンマ線バースターからもたらされるかも知れない。

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Posted by ブクログ 2014年08月30日

専門的で難しいところが多いが、原典のグラフ、写真をたくさん載せてくれるのは有難い。超新星より一桁大きい極超新星、ハイパーノヴァの世界。

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