あらすじ
スライドの出来次第で、発表の印象は大きく変わる。必要な情報がきちんと伝わるスライドは、聴衆にとって「わかりやすい」ものになっている。本書はスライド作りに欠かせない根本的な考え方と「見た瞬間に伝わってしまうスライド」のルールを厳選収録。ルールを守るだけで、誰でも簡単に「わかりやすいスライド」を作れるようになる。(ブルーバックス・2013年4月刊)※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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Posted by ブクログ
スライドを作る上で心がけるポイントについて書かれた指南書。
悪い例と良い例が対比されて示されており、改善効果が一目瞭然。
単なるテクニックだけでなく、ポリシーについてもしっかり書かれてあるので、こっちを理解しておくとグッとセンスが良くなりそう。
Posted by ブクログ
自分でもこれまでスライド作りをする上で心がけてたことを整理する(そして一部補完する)のに良いだけでなく,新しく入って来た学生に読ませるのにも重宝すると思われる一冊でした.早速今年配属された学生さんに渡しました.
良い本を世に出してくださり,ありがとうございました.
Posted by ブクログ
1章:発表全体の構成を、結論から考え、全体を構造化する。
2章:1ページに伝えたいことを一つ載せ、それを伝えるために工夫する。
ここは、実践的なTipsが盛りだくさんで、図表も多く、何度も見返したいところだ。
3章:常に全体を提示する
キモは1章。これがきちんとできていれば、伝わるものになる。
それを十分に活かしきるための2章と、迷子にならないための3章。
まず手書きで構造化が終わったところで、再度パラパラと読み返すのがいいんじゃないかな、と思った。
その点で、手元においておきたい本。
Posted by ブクログ
タイトルの通り,発表に使うスライドの作り方についての本.
自分に新しい情報がたくさん載っていた・・・という訳ではなかったけれど,普段自分がスライドを作る時に意識していたことが結構色々と書かれていて,改めて自分のやり方で大方は良いのだと自信を持てました(笑).
ただ,「写真上の文字に文字枠を付けるな」というアドバイスはちゃんと取り入れようと思いました.今まで文字枠を付けていたので・・・(^^;).
Posted by ブクログ
伝わる=ぱっと見ただけで何を言っているのか分かりやすいスライド作成について、実例を交えて非常に役立つtipsがまとめられている。
また、スライドを作成してからチェック項目を参照して更なるbrush upを行うといった使い方もでき、コストパフォーマンスが非常に良い。
Posted by ブクログ
とても実用的な本。
仕事場では常に手元に置いておこう。
--- 得心したこと ---
・スライド作成前に、まず全体を見渡すこと。
・1分1スライドとか、スライドの枚数にはこだわらないこと。
・一枚のスライドには一つのメッセージだけにすること。
・箇条書きはできるだけ使わないこと。
・文字列を読みやすくする工夫をすること。何をどう強調するかがポイント。
・聴衆の視線はスライドのどこに向けられるかをつかむこと。
Posted by ブクログ
Before
修論発表スライド作製の参考にするため
Contents
●簡潔に分かりやすく,が重要
・①外的要因:伝えたいことが目立つ
②中身的要因:内容が理解できる
情報認識に要する時間は短く.1スライド1メッセージ.情報詰め込みすぎない.文章は短く単純に.口頭説明なしでも伝わるように.
・プレゼンの目的は,結論を伝えること
・①原因結果は自然に受け入れられる?②みんな理解できる言葉?③複数の解釈が存在しない?
●テクニック一覧
①コントラスト:色付け,太字.強調はスライドの1割
②グルーピング:箇条書きの行間あける.コンテンツ間に隙間.同じ要素の方向揃える
③イラストレーション:文章を図に変換.キーワード抽出
・スライド作製は,必要な要素をノートに書き起こす作業から
・主張したい部分に視線を誘導.(矢印等は重要でなければ黒で)
・行間は文字サイズ×1.3が目安
・箇条書きは良くない.文章の図解化を試みる.箇条書きの場合も,マークは目立ちすぎないように.行頭記号はなくてOK.違和感のない位置で改行.
・単位付き数字は,数字を目立たせる
・写真は伝えたい箇所を中心に!
・余白があるからといって無駄に物を入れすぎない
Awareness
・スライド作製において重要な内容を再認識することができた
To do
・仕事でスライドを作製する機会があれば,Contentsの部分を見返す
Posted by ブクログ
基礎的な内容であったが、ついつい忘れてしまうような意識をコンパクトにまとめてくれているという印象。プレゼンが上手く行かなかった時などに立ち返るのに最適だと思う。
自分としては箇条書きに頼る頻度を減らして、イラストレーションの練習を重ねていけたらなと思いました。
Posted by ブクログ
外部講師のおじさんに紹介してもらった一冊。私もスライドのデザインは気にかける方で、これまで自分も意識していたこと・していなかったこと含めてこれだけ体系的にまとまっているので非常に参考になった。スライドづくりとプレゼンがマンネリ化しつつあるので、この辺で意識を改めたい。
Posted by ブクログ
本書で重要なことは、第1部のスライド作成前の構想の練り方が具体的に書いてあることである。PCを立ち上げず、まずは「プレゼン全体の構造化」をはかることが先決とある。大学院で指導を受けていても、このような細かい研究上の常識は、いちいち教員からコメントを得ることができないし、そうしたことより専門分野の指導を受けたいと思う学生が大半だと思う。
本書は、研究以前の基本的な研究発表に必要なことが詳細に紹介されている。未読の方は一度本書をチェックされることをお勧めする。学会で配られるスライドの配付資料を、なんとなく自己流に自分の研究成果を当てはめてもよいが、他方で本書のような型があることも頭の片隅に置いておきたい。
Posted by ブクログ
2013/4/28 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2013/5/24〜5/25
わかりやすい研究発表用スライドの作り方。既に知っていることも多かったが、こうやってまとめてくれると有難い。ダメな例との比較が多いので説得力もある。
Posted by ブクログ
おすすめしている図や表のサンプルがどこかで入手できるとなおよい。まずはいいなぁと思ったものを使えば,その効果を実感し,変化するだろう。まぁ,「自分で作れよ!」ということも言えるが,作り出すと時間がかかるのでデフォルトの道具をこねくり回してぐちゃぐちゃになることが多い。
シンプルに見せる。それでいて意味が取りやすく,見た目に統一感がある。そのためにどうするかというわかりやすい展開。
一度,作り上げたスライドをブラッシュアップする前にざっと読みたい。