【感想・ネタバレ】比較制度分析序説 経済システムの進化と多元性のレビュー

青木昌彦

アングロ･アメリカン型の経済システムは本当に普遍的なのか? 多様なシステムの共存が経済利益を生むような｢進化｣とは? そして日本はどう変革すべきか? 企業組織から国際関係まで、ゲーム理論、情報理論等を駆使して｢多様性の経済利益｣を追究する新しい経済学=｢比較制度分析｣の考え方を第一人者がわかりやすく解説する、最適の入門書。(講談社学術文庫)

[ブクログ · ★★★★☆]

面白かった！特に８章がいい。

めも
ダグラス・ノース「公式・非公式のゲームのルール」

制度とは、人々の間に共通に了解されているような、社会ゲームが継続的にプレイされる仕方である。（ナッシュ均衡の反映）

それは可能か？

共通の了解・・・他のプレイヤーがどういう行動をとるかについての予想というニュアンス

仕切られた多元主義
モジュール化

一般市民にとっては多元主義は夢のまた夢なんだよな。。。