【感想・ネタバレ】クラゲの食堂のレビュー

あらすじ

ひと月前に双子の弟を亡くした「俺」は、弟の死を発端にした家族の言葉に傷つき、家出をした。目的の海辺の町に着いたが、一晩中浜辺で雨に打たれていた「俺」は風邪をひき、意識が朦朧としていたところを、嵐という男に拾われる。自分が記憶喪失だと嘘を吐いてしまった「俺」は嵐の経営する食堂に滞在することに。数日後の夜、黙って出ていこうとした「俺」だったが、嵐に見つかり呼び止められ、嵐の抱える「秘密」を知らされる。

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Posted by ブクログ

双子の弟を亡くした主人公が、家出した先で居候を始めたくらげの食堂の店主・嵐やその周りの人々との交流を描いた話。
描写が繊細で、海辺の夏の風景が読んでいる間中頭をよぎっていた。
ハッピーエンドとは言えないけど、読後感は爽やかだった。

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2016年02月28日

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