【感想・ネタバレ】大統領のクリスマス・ツリー のレビュー

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通常価格 550円 (税込)

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2015年12月28日

「あなたはあたしのクリスマス・ツリーだったのよ」

多分、今この本のページを少しもめくっていない人にとってさえ、香子のこの一言はうならずにはいられない名文句だと思う。
ロマンチックにも見えるたとえだけど、彼女がこの一言を声にするまでに経験したこと、嵐のような日々、幸福にすぎる生活、その中で胸を満たし...続きを読む

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Posted by ブクログ 2013年12月08日

何度も繰り返し読み、その度に抱く感想が違う本。もう10回以上は読んでるな。時間にしてみたら数十分の最後のドライブの間に、初々しい始まりから、確固たる信頼関係を築き上げ、徐々にすれ違って行く様を回想的に差し込んで、着々と別れへと向かっていく。結末はわかってるから、その全てが切ない。昔読んでた時はあんな...続きを読む

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Posted by ブクログ 2010年10月21日

出会ってから長い月日を共に過ごし、目指す生活を手に入れるために共に闘い続けてきた香子と治貴。望んでいたものを掴み、同じ幸せに包まれていたはずの二人に、静かに降る別れの物語。
やっぱり鷺沢さんは良いなぁ、と思わずにはいられない作品でした。
作品に流れる空気や登場人物たちの持つ優しさや温かさ、しなやかな...続きを読む

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

”けれど香子が治貴とずっと一緒にいるのはそんな言葉を信じたからではなくて、
そんなことを言う治貴を愛していたからだ。”
最後までハッピーエンドを信じたくなってしまう、香子と治貴の物語。

”そんな話は聞きたくない、と香子は思う。とても強く、そう思う。
だから心が揺れている。
家に帰ろうと言い出せば、...続きを読む

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

キラキラした世界が色を失っていく、とてもせつない物語。
読後、主人公の強さが心に残る大好きな小説です。

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Posted by ブクログ 2018年04月20日

1時間ドラマをそのまま見ているような構成。「完璧に幸せ」と思うのは それを失いつつある時。時は一刻も止まらず過ぎていき、どんな幸せも永遠には続かない。

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Posted by ブクログ 2017年03月10日

とても前向きな悲しい話です。
今後、自分の人生にこんな悲しいシーンがあるのかと、ちょっと寂しい気持ちになります。
そんな、話なのに前向きな気持ちになれるのが不思議です。

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Posted by ブクログ 2014年05月09日

解説で俵万智さんが「あなたはあたしのクリスマスツリーだったのよ」を中心とする、ラストのほんの一言ふた言の会話を、いかにせつなく成立させるかということに、ひたすら向かっているようにも思われたと言ってるけど、まさにその通りだなーと思いました。

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Posted by ブクログ 2013年07月14日

もしも自分が当事者なら、こんな別れ方はできないな。
最後の一言が言えるぐらいに成長したいなって思える一作。

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Posted by ブクログ 2013年03月13日

なにかの評で「最後の一言のための作品」という言葉を聞いたが、正にそのための作品。
恋愛について、家族について、と切り口はいくつもあるが年月を経ることとはどういうことかを丁寧に描いていてとても好い。

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Posted by ブクログ 2012年01月29日

どうしようもない切なさ。
どうしてどうしてどうして?って、どうしようもない気持ちでいっぱいになる。
鷺沢さんも、一枚の布を織りあげるように小説を書く人。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年10月03日

断片的に過去が描写されていく恋愛小説。

結末を予感させながらも登場人物は柔らかく、穏やかに物語が進む。
もっと鷺沢萠の小説を読みたかったと思わされる。

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Posted by ブクログ 2010年04月09日

香子のハルによって培われた強さ、やさしさが最後に2人の関係を終わらせる結果に至ってしまってるのがまた切ない。あんなに好きなのでなんで終わってしまうんだろう。前しか見ない人の本質、そこからはずされてしまうことがこんなに悲しいなんて想像してなかった。作品以外に解説も良かった。「このままのこの時を書く。」...続きを読む

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Posted by ブクログ 2009年11月18日

この本を読むと、大好きな人がいる生活を当たり前にしてはいけないなと思う。
大切な人をもっと大切にしよう。
失う前に。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

12月のこの時期的に、
読むなら今かなと思って。

何故別れなきゃならないのだろう。
一緒に歩いてきた軌跡より、
新しい未来を作る相手を選択するというのか。
不条理な切なさが残った。
この別れは美しいと言えるのだろうが、
最後に醜いいさかいをしないことが美徳とも思えない。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

一度開くと最後まで読みきってしまう。
一行ごとに一本ずつ色の違う糸が通っていき、一枚の布を織り上げていくように、話を描く。

治貴はほんとうにそれを望んでいたのか?
読み返して、そう思った。

(本文より)
綺麗だな。自分で言うのもなんだが、ほんとうにそう思った。


がむしゃらに働いて、緊張と一過...続きを読む

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

小学生くらいで読んだ気がする。  
ひたすら悲しくて悲しくて悲しい。  
悲しい気持ちになった。
  でもなんか忘れてないんだね。
  もう一度読んだら変わるかな?

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Posted by ブクログ 2011年09月20日

むかーしに読んだ本。
おい!そんな結末かよ!って思った記憶がある。
でも結末までは良かった気もする。キレイな感じだった気がする。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

最近はどちらかと言えばリアルな感じの小説ばかり読んでいたので、こういう話は久しぶりでよかった。
主人公が出会いから振り返ってる、苦しい結末に終わりそうな雰囲気がなんともいえなかった。
確かに、女にとって恋はクリスマスツリーみたいなとこあるよね。
うっすら涙が浮んだ一作。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

とてもすらすらと読めました。微笑み、「頑張れ」と応援し、「良かった」と安心した所へ、最後の結末。
こんな事があって良いのでしょうか。そう思うのは私が私自身が強くない、強(コワ)いだけの人間だからでしょうか。いつか冷静に読み返せる強い人間になりたいです。でも、心にはとても残ったいい話です。映画にもなっ...続きを読む

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