【感想・ネタバレ】困ったら、やめる。迷ったら、離れる。(大和出版) 「自分の軸」がある生き方のヒントのレビュー

あらすじ

人生、ときには自分を甘やかしてもいいのです――。看護師でもある女性僧侶が伝える、「しっかり太く生きる」メッセージ。あれこれ悩まず生きられる智恵が満載です!(はじめにより)生きていればイヤなことは大なり小なりあるもので、トラブルがひとつもないという人などほとんどいないでしょう。(中略)両親や家族を含めて、さまざまな人間と折り合いをつけて生きていく中で、うれしいこと、楽しいこと、心地よいことを見つけて、自分の木を太く高く育てていく――それが「幸せ」というものではないかと私は思っています。そのために必要なのが、「困ったら、やめる。迷ったら離れる。」ということ。どんなことにも当てはまる、生きやすくなるためのキーワードです。ではどうすれば、そんな心持ちになれるのか――。そのヒントを、この本の中で見つけていただくことができたら、少しでも、あなたさまのお役に立つことができたら、と思い筆をとりました。

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Posted by ブクログ

 玉置さんの本を読むのはこれが二冊目です。さらっとした文章でスラスラ読めるのがいいですね。
 この本の内容ですが、
はじめに 自分という「木」を育てるために
第1章 人付き合いは、風に吹かれる柳のように
    ――「如実知自心」
第2章 心の不安をスーッと鎮める
    ――「自灯明」
第3章 悲しみも苦しみもやがては過ぎ去る
    ――「諸行無常」
第4章 いつも迷わない自分であるために
    ――「観自在」
おわりに 悩んでいたら問題がちっぽけに見えてくる瞬間
 でした。
 最愛の夫を看取り、縁あって仏門に入った看護士、仏教の教えでもって、誰でもが日々経験する心の悩みを解き明かすヒントがさりげなく書き綴っておられました。
 人として生まれ、いつの日か宇宙に還っていく身、「困ったら、やめる。迷ったら、離れる。」としゃかりきになることなく、さり気なく人生を送りたいものです(笑)。
    
 

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2020年03月02日

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