【感想・ネタバレ】ニューエクスプレスプラス ラテン語のレビュー

岩崎務

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人類史上初の国際語であり、現代においても西洋の文化の礎となっているラテン語。フランス語・イタリア語・スペイン語などはここから派生し、英語にも多大な影響を与えています。少し難しそうな印象もある言語ですが、日常的な会話文からラテン語の文法を学べる本書は、最初の一歩を踏み出すのに最適です。市場で買い物をしたり、公衆浴場に誘ったり、凱旋式や闘技場などのイベントに行ったり、古代ローマの情景が音声つきで蘇ります。ラテン名言集も収録。★音声アプリ無料ダウンロード

[ブクログ · ★★★★☆]

音読用に買いました。
やっぱり語学は下手でも声に出して読まないと、イメージがつかめないので。

ナレーターは名前からするとドイツあたりの人ですが、ラテン語の発音は古典式。
（日本で販売している以上当然ですが、買う前は少し不安だったので。）

難易度的に、河島思朗『基本から学ぶラテン語』よりは難しくて、山下太郎『しっかり学ぶ初級ラテン語』よりは易しいです。
なので、『基本から学ぶラテン語』が終わったら本書を半分くらい読んで音に慣れておき、『しっかり学ぶ初級ラテン語』が終わったら本書を全部読んで文法知識の確認をする、というような使い方になりました。

内容ですが、ローマを舞台にした会話スキット20課を中心として、練習問題や名言集が挟まれるという構成になっています。
イメージとしては、中学校の英語の教科書に近いです。

中高ではあまり英語が得意でなかったので、正直この形式は苦手なのですが、音に親しむという意味では期待通りでした。