【感想・ネタバレ】からくり探偵団 茶運び人形の秘密のレビュー

あらすじ

歯車がかみあえば動きだし、仕掛けの糸がつながると、大きく動き出す。謎と謎がからみあって、『からくり探偵団』が下町の事件を解決する!
小学5年の民芸品屋の息子、真坂タクミとその幼なじみで天ぷらや息子島田草介は浅草「花やしき」の屋上でコイン式望遠鏡をのぞいていたら、マンションの窓から女の子が落ちそうになっているのを見つける。あわてて、その場に行ってみたら、少女・風花から“人形の手”をくわえてマンションの窓から逃げだした猫をいっしょに探してくれと頼まれる。人形は風花のお父さんの形見で、からくり仕掛けで動く「茶運び人形」だという。猫を探すうちに、タクミたちは、あるおばあさんの土地をねらう不動産サギの計画を知る。――仕掛け箱、女流手妻師の過去、茶運び人形の元の持ち主、有名美術館鑑定士。からくり仕掛けで、悪徳業者を追い払え。タクミたちが作ったからくり工作も図面入りで紹介。

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Posted by ブクログ

再読なのだが登録していなかった。こちらが第1作。幼なじみの少年二人が、ねこのフクを追いかける風香ちゃんと知り合い、おばあちゃんたちの危機を救う冒険に発展する。からくりを利用した勧善懲悪にわくわく。王道の児童小説です。とにかく絵がかわいい。宮部さんの『きたきた捕物帖』からの繋がりでした。

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2025年05月20日

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