【感想・ネタバレ】美空ひばり 最後の真実のレビュー

あらすじ

没後30年にして初めて明かされる数々の秘話!

歌謡界の女王、美空ひばりが亡くなったのは、1989(平成元)年6月24日。今年、2018年は没後30周年になる。今もなお、美空ひばりの歌声はテレビやラジオで流れ、人々の心に生き続けている。戦後の焼け跡に彗星のごとく現れた天才歌姫・美空ひばり。その生涯は余りに波乱万丈で秘められ、エキサイティングだった。父の愛人と隠し子による家庭崩壊、バス事故で九死に一生を得て生還、塩酸事件、小林旭との電撃結婚と理解離婚、弟の不祥事と世間からの大バッシング、病魔との闘い……。ひばりは、あらゆる逆境をはねのけ、その命が終わるまで、不死鳥の如く再起し歌い続けた。

本書は、美空ひばりの生涯を縦糸に、時代背景や裏事情、ひばりを支えた人たちの新証言を横糸にして「最後の真実」を明らかにしている。無名のひばりをスターにした、名プロデューサー・福島道人、映画のイロハを教えた、喜劇の神様・斎藤寅次郎、詩の大切さを教えた名作詞家・藤浦洸、ひばりと共に歩んだ演出家・沢島忠、他12名による知られざる逸話をもとに、鮮烈な生涯を送った、不死鳥・美空ひばりの真実と戦後昭和の感動を描く!

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Posted by ブクログ

演歌の女王として今も君臨している美空ひばり。
天才ゆえにそれに振り回されてしまった人。

家族運も悪く、あまり恵まれた人生とは言えませんでした。
小学校も満足に通えずそのせいか一般常識も教養もなかったことが才能がある人が近くにいても離れてしまう要因だったのではないでしょうか?
せめて新聞、本を読み教養を持てば歌にももっと幅ができたかもしれません。

それはステージママとして歌以外のサポートをした母の存在が大きいでしょう。
ひばりのためと言いつつ自分の自尊心を満足させたいだけのように声高で高圧的な印象です。

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2018年09月17日

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