【感想・ネタバレ】傀儡に非ずのレビュー

あらすじ

類まれな知略と胆力を見込まれ、織田信長の膝下で勢力を拡げた荒木村重。しかし突如として謀叛を企てる。明智光秀、黒田官兵衛らが諫めるが村重は翻意せず、信長の逆鱗に触れた。一族郎党皆殺し。仕置きは苛烈なものだった。それでも村重は屈せず逃げ延びることを選ぶ。卑怯者の誹りを受けることを覚悟の上で、勝ち目のない戦に挑んだ理由とは。そこには恐るべき陰謀が隠されていた──。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

荒木村重の知識は信長に謀反し妻を見殺しにして自分だけ生き残るという何かの信念があったのか??しか知らなかったけど、何故信長は荒木を重用したのか、知略と強さがあったのとこの小説では信長が荒木を謀反するように企て義昭を呼び寄せて荒木が討つよう仕向けた事と明智が何故信長を討ったのか、それも有りだなと思える内容だった。
松永久秀が何度も義昭側についたにもかかわらず信長は赦す。松永久秀の性格や知性に惚れたが一般だったが信長の戦略の一つでもあったとあり新たな知識も得た。
荒木の知識が全くなかったので楽しく読めた。

神仏を燃やす信長も将軍には直には殺せなかったけど松永久秀は将軍殺しに加担したその心理も知りたいと思った。
この人の小説は判りやすく違うのも読んでみたい。

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2021年11月12日

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