【感想・ネタバレ】政治家も官僚も国民に伝えようとしない増税の真実のレビュー

あらすじ

霞が関と永田町を知り尽くす元財務官僚が
増税政策の「不都合な真実」を暴く!

バブル崩壊以降、政治家や官僚は「このままでは日本の財政が危ない!」と日本国民を煽って様々な増税政策を実行してきた。
さらに、2019年秋には消費税増税も控えている。
ところが、元財務官僚の高橋洋一氏によれば、本当は増税をしなくても日本経済の状況は問題がなく、
増税には別の理由が隠されているという。
そこで本書では政治家や官僚が国民に伝えようとしない増税の本当の理由を暴く。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「消費税が社会保障に使われるから、増税を我慢している」と考える国民は少なくないと思います。
第4章までは、そのような流れにメスを入れる内容でした。
消費税を社会保障の目的税とするのは税理論からしておかしいという主張です。

公的年金の位置づけを「福祉」と考えてはいけない。
公的年金は、保険である。
そもそも、賦課方式なので積み立てではないから、「積立不足」というのはおかしい。
そして、歳入庁の構想。

ここまでは、高橋先生のご著書で何度か書かれています。

本書のキモは第5章。
国のバランスシートを考えたとき、日銀を連結対象とし、そうすれば既に財政再建済みだという説明です。
日銀(資産)と政府(負債)を相殺し、これ以上の増税をすべきでない、という考えを述べられています。

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2020年03月09日

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