あらすじ
不老不死の魔女シェリルはいつも死にたがっており、服毒自殺を試みては死ねない日々。そんなシェリルに密かに想いを寄せている使用人アシエルは、死んでほしくないと願いながらもしぶしぶ死にたがる彼女の世話を焼いている。ある日、なかなか死ねないシェリルは自ら調合した怪しい薬で自殺を試みるが、その薬は惚れ薬で…
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シェリルの本音の不安感
今回魔女のシェリルは、自分で毒薬を作って見ましたが、できたのは「惚れ薬」。そのせいで彼女は、頬を赤らめてアシエルに抱きつき離れないし、アシエルの言うことにも素直に従います。ふくれっ面などキュートな表情も。こんなシェリル、いつもなら見られません。アシエルにとっても尊い体験だったでしょう!
でも、最後に彼女の方からせまってきた時、それはダメだと拒んだアシエルに対し、シェリルがいつもは隠している寂しさや不安感を伝えるところが、こちらも読んでいて切ない気持ちになりました。
そして、アシエルがそんなシェリルに対して誓った「約束」。これこそが彼女が望んでるし、不安に思っている事なんですね。この「約束」に心があたたかくなりました。