【感想・ネタバレ】成果を生み出すテクニカルライティング ―トップエンジニア・研究者が実践する思考整理法のレビュー

あらすじ

研究・開発の成果が出なくて困っていませんか? そんなとき振り返ってほしいのは、あなたの研究開発におけるコミュニケーション能力、なかでも「テクニカルライティング」の能力です。適切な文書化を行うことは、「やりたい研究の企画・予算が通りやすくなる」「論文が査読に通りやすくなる」といった直接的な目的に役立つだけでなく、思考を整理し、研究・開発それ自体をスムーズに進めるための方法でもあるからです。そう、テクニカルライティングの能力は、研究・開発の推進能力を高め、成果を生み出すための大きな鍵を握っているのです。
本書ではこのような前提に立ち、日々の進捗報告からプレゼンテーション、論文に至る実例を交じえながら、誰もが研究・開発をうまく進められるテクニカルライティングの方法論を解説します。

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Posted by ブクログ

社内稟議を起案する際の参考文献として、上司から薦められて読みました。良書です。
稟議だけでなく、打ち合わせのアジェンダ作成などでも、黄金フォーマットを意識して書くようにしています。どれくらい改善できたのか自分ではわかりませんが…以前よりもウジウジ悩んで文章をこねくり回す時間が減りました。
情報処理技術者試験の論文対策としても、参考になりました。著者と上司に感謝です。

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2022年08月17日

Posted by ブクログ

巷には思考整理法に関する書籍があふれていますが、IT関係に従事される方におすすめの書籍です。
以前、アルゴリズムの検討業務に携わっていたことがあり、その業務報告のために顧客への資料作成やプレゼンを行っていました。
その業務において、博士号を取得している同僚は、まさにこの書籍に書かれていた通りの「黄金のフォーマット」を使って議論をしていました。確かに、大学で研究をしていた彼の説明は分かりやすく、聞き手の負担は少ないものでした。
それ以来、私も意識してなるべく実践するようにしています。
この書籍は分かりやすくまとまっており、また200ページもない程です。何度か読み返しています。

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2020年03月13日

Posted by ブクログ

この本で紹介されている黄金フォーマットはとても分かりやすく、例も挙げられているので理解しやすい。
また、本自体も読み進めていきやすい。

また、一章や二章で挙げられているダメな例などが、自分自身の問題としても心に突き刺さる部分があったため高評価にした。

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2019年09月07日

Posted by ブクログ

成果を生み出すテクニカルライティング ートップエンジニア・研究者が実践する思考整理。藤田肇先生の著書。エンジニアや研究者としてどれだけ優秀でもコミュニケーション能力が足りなければ豚に真珠。でもそれってエンジニアや研究者に限ったことではないと思います。理系の大学生や大学院生、若手研究者向けの本とされているけれど、誰にでも参考になる良書です。

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2019年05月23日

Posted by ブクログ

この本の目的は、思考を整理すること。そして、自分自身の思考を整理することこそが論文を書いたり、意見を伝えたりすることに繋がっていく。
自分の思考を相手に最短経路で理解してもらうための組み立てを行っていくことこそがサイエンスだ。
2.僕は、意見を伝える際に次の4象限フレームに当てはめて整理しようと思った。第一象限に、背景知識、前提、第二象限に、課題、第三象限に、手段、第四象限に効果・結論を書き、それぞれを明らかにする。そのステップを終えた後、それぞれ隣接する象限が関係性を持っているかを確認する。

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2022年01月21日

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