あらすじ
AIに監視、格付けされ、生活で不利を受ける──そんな社会はすでに現実のものとなっている。就職採用のAI選考、AIによる犯罪予測、さらには軍事ロボット、政治世論の操作まで。便利さの裏側に潜む危険を現実に起きたAIの事件から暴き出す。
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Posted by ブクログ
<目次>
序章 三つの「スカイネット」の影
第1章 監視される~あなたはAIの目から逃げられない
第2章 差別される~就職試験もローン審査もAI次第?
第3章 殺される~米IT大手が軍事協力
第4章 騙される~あなたの「ポルノ」が作られる
第5章 AIを「邪悪」にさせないために
終章 「21世紀の電気」の使い方
<内容>
AIは確かに恐ろしい。だが、元データを入れているのは人間。操作をするのも人間。結局ここに問題がある。AIが暴走するのはないのではないか、と思うが、それを邪悪な人間がデータを入れ、操作すれば「殺人兵器」も「思想統制」もできるのだろう。そこを防御するための施策が必要だろう。