あらすじ
幼少からの想い人であるあつに大学で再会した誠は、「友達」として普通の学生生活を送っていた。
ところが些細な裏切りをきっかけに、友人グループ内での誠いじめが始まってしまう。それでも中立の立場からフォローを入れてくれるあつに、ますます惹かれていく誠。
だが、仲間の指示で行われた性的ないじめは、2人の関係を激変させた。
あつの手で自身を扱かれ、誠は抗いながらも達してしまう。嫌われたに違いない――。
しかし翌日、気まずさを抱える誠を待っていたのは「本当に嫌だったのか?」というあつの言葉と、昨日の行為の“続き”だった――。
交わらなかったはずの欲望が引き起こす、ふしだらな共依存の行き着く先は…?
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かなり切ない
誠のことを、昔からさりげなく守ってくれて、弱くても過度に馬鹿にするでもなく、面白いやつ、なめられないように堂々としてろと言ってくれたあつ。そんなあつへの想いを必死に隠して、性の捌け口にされても、好きだから従順で少し喜んでいる誠。読んでいて彼の気持ちが苦しくなる。
対するあつも、誠の芯の強さ、色っぽさに牽かれているのに、彼が男の子だから、なかなか気付かずに、性の対象としてひどくあつかったり、でも友人から苛められそうになると守ったりしていた。
そんなとき、誠がアルバイト中に女の子から、カッコいいのに彼女いないのはもったいないと言われているのを聞いて、なにが依存だ、自分なんかとっくにいらないだろと、イライラする気持ちが押さえきれず、気づいたら誠に深く口づけてしまう。
やっとあつは、自分の気持ちを自覚したけど、受け止め切れなくて、焦っていて。誠も何が起こったのか驚いて。これからどうなるのか。
誠の恋がここから報われるのかな?誠は男の子を好きになったと自覚してから、ずっと隠して思ってきた。だから、幸せになって欲しい。あつも誠が可愛くて色っぽいって、だから手を出したって、しっかり自覚して、今度はちゃんと守ってあげて欲しい。続きがとっても気になるから、どうか電子化してください。お願いします!
これから面白くなりそうなのに終わり?
虐めてるだけで、やっと恋愛に発展する所で終わるから、微妙。
痛みで興奮するにしても、ちゃんと恋人になるまで描いて欲しかった。