【感想・ネタバレ】おとこまえ天狗のあやかし学食ごはんのレビュー

遠坂カナレ / くにみつ

中学卒業を目前に交通事故に巻き込まれ、10年間寝たきりとなっていた笹生渉。両親も住む家も無くし、失意のどん底にいた彼は、中学時代の恩師の計らいで全寮制単位制高校の心星学園に入学することに。年齢差から周囲になじめずにいた渉に救いの手を差し伸べたのは、学食を切り盛りする流星だった。学食の手伝いを始めるうちに、渉は流星が生徒たちから“天狗”と呼ばれていることを知り――？ 25歳の男子高校生とあやかしが紡ぐ青春リベンジストーリー！

[ブクログ · ★★★★☆]

交通事故で10年眠ったままだった渉。大変なことだし辛い状況なのに、自分ができることを探そうとするのを見ると、見た目より強いのかも。その渉が出会った心星学園の人たち。それぞれ事情があるけれど、強く生きているのが印象的。みんなが暮らしていくのに流星のご飯は重要なのだろうな。と思った。

[ブクログ · ★★★☆☆]

目覚めたら、１０年経っていた主人公は
中学時代の恩師のおかげで全寮制の単位学校に行く事に。

不思議なものは視えるわ、ご飯はおいしそうだわ
もふもふはいるわ。
１０年後に起きたわけでなかったら、なかなかの天国です。
調理師が実は天狗という、どういう学校！？　と思ったのですが
人間外は天狗だけで、残りは普通の生徒でした。
全員問題抱えてるそうですが、主人公の問題もあれだな、と。
まぁお金が残っていてよかった、というのはありますし
本人が１５なので、まだしっかりしている…かな？

美味しそうご飯ネタで終わるのかと思ったのですが
一応事件が勃発し、騒動になって収束させました。
親の思っている幸せが、子供の幸せ、とは限りません。