【感想・ネタバレ】日本の星 星の方言集のレビュー

あらすじ

星の文人・野尻抱影が三十余年の歳月をかけ蒐集した、星の和名七百種の集大成。各地に埋もれた星の方言をまとめ、四季の夜空をいろどる星の生い立ちを、農山漁村に生きてきた人々の生活のなかに探る。日本の夜空に輝く珠玉の星名が、該博な知識と透徹した詩人の直観力とをもって紡がれていく。
〈解説〉石田五郎

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

星の和名など、考えたこともなかった。
星に限らず、和名を知るたびに、日本語の豊かさを実感する。

そうか、野尻抱影と稲垣足穂はそこでリンクしてくるのか。。

0
2019年09月13日

Posted by ブクログ

これこそ研究、学問という名に値する書。これ自体が民俗学的成果であり、歴史であり、教育であり、そして文学であるということ。冒頭はしがきの著者の控えめな表現にその志もしかと見える。野心で学問をやっていない。

0
2019年03月09日

Posted by ブクログ

野尻抱影のライフワークと言っても過言ではない星の方言集。本土だけでなく、琉球、アイヌ、果ては古文献から星に関する項目を抜き出し、解説を加える。事典といってもオーバーではない。
農業や漁業に関連付けられた星の名前は、昔の人達が星に対して、今よりも生活に密着していたことが伺われる。

0
2021年10月26日

「雑学・エンタメ」ランキング