あらすじ
ビジネスシーンで、筋道を立ててしっかり考えているつもりなのに
“解決策”が導き出せないのはナゼ?
そんなときにはロジカルシンキングの逆を行く「水平思考」で考えると良い。
常識にとらわれず、自由な発想を可能にする考え方で、発想のワクを広げるべきだ。
日本を騒がせたあんな事件やこんな問題をラテラルシンキングを使って考え、
「こうすれば避けられたはず」という“答え”を導き出す。
【目次】
はじめに
第1章 日本を騒がせたあの“事件”。ラテラルシンキングで考えれば起こらなかった!?
第2章 ロジカルシンキングとラテラルシンキングの違い
第3章 ラテラルシンキングの効果、事例
第4章 ラテラルシンキングの思考方法
第5章 ラテラルシンキングを鍛える練習問題
おわりに
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
気付きを自ら生み出す為に必要なチカラ
ラテラルシンキングは、自由な発想や想像力
デザイン思考をまとめたもの。
クリティカルシンキングのそもそもを疑う思考
がありきだと思った。
Posted by ブクログ
ロジカルシンキングとは対極をなすラテラルシンキングで今までにない発想を生み出す思考法について、ラテラルシンキングの向上のためのセミナーなどを行う企業の代表が実践法や思考の鍛え方などについて書いた一冊。
論理立てて考えるのではなく、常識や前提を疑い本質を抽象化するラテラルシンキングについて学ぶことができました。
ネットからSNSの普及で今までより時代の流れが早く過ぎるからこそ前提に囚われない発想の転換が求められていることも感じました。
近年話題となった事件をラテラルシンキングで考えるとどうなるかから始まり、ロジカルシンキングとラテラルシンキングの違いや具体例からどういった発想をするのかまでを学ぶことができました。
常識に囚われない事や日常生活の中で意識して発想してみる事などを鍛えるために大量に発想すること、視点を変えること、セレンディピティを鍛えるための練習法も載っており参考になりました。
また、巻末には練習問題も掲載されており、ラテラルシンキングの練習になるだけでなく、日常生活から問題を探すヒントにもなりました。
何か問題が起きた時に本書で学んだラテラルシンキングで視点を変えてみることで新しい発想や発見があり、従来にないものがまた新しい文化となっていくと感じました。
本書で紹介されている練習を使ってますますラテラルシンキングの力を鍛えていきたいと感じた一冊でした。