あらすじ
「女って、何考えてるかわからないよな~」。
これって、どの時代になっても、言われていることではありませんか?
「何時間も電話や喫茶店で話し込む」
「SNSにアップする写真が、外食、カフェラテ、花、空ばかり」
「本当にかわいい子には『かわいい~』とほめない。正直、微妙なコには言う」
「何度言っても『愛してるの?』と質問してくる」
どれも、女の不思議“あるある”ですよね。
でも、これらはまだ序の口。
本当に困るのは、例えば次のようなことではないでしょうか?
「話を聞いて欲しいだけなのか、アドバイスを求めて話しているのかわからない」
「意見を求められたから真面目に答えたのに、不機嫌になる」
「家で守らないといけない『謎のルール』をどんどん設ける」
「いくら家事を手伝っても『ちゃんとやっていない』と妻は怒る」
そんな「周囲(特に夫)を困らせる女」をどうするか?
それが本書のテーマです。
「周囲を困らせる女」は、職場、友だちなど、いろんな所に潜んでいます。
ただ、一番関わることが多くて、実際に困らせることが多いのは、妻ではないでしょうか。
本書は「周囲を困らせる女」の取扱説明書ですが、
中でも妻に対する策を中心にしているのが特徴です。
また、単に対策だけではなく、
「なぜ困らせる女はこのような行動に出るのか?」
を大事にしているのも、本書の特徴です。
原因がわかれば、冷静になれるのでストレスがたまることが減りますし、
彼女たちの気持ちに寄り添うこともできますし、
解決策も見えやすくなります。
心療内科であり医学博士でもある、男女の違いを知り尽くした著者が、
医学、心理学、さらには食物学などあらゆるツールから分析しつつ、
原因と解決策を提示します。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
『彼女や奥さんのために男が読むべき本』
・共感してあげること
・少しの変化を捉えて伝えること
・家事や家計のことは想像以上に大変 少しの贅沢を咎めないこと
彼女ができてケンカばっかりしてたから読んだ
読む前からケンカは減ったけど勉強になる1冊
Posted by ブクログ
夫婦生活を円満に過ごすための秘訣が満載である。女性の特質が網羅されていて、なるほどその通りだとうなづくことばかり。男性必読のバイブルである。これを男が実践すれば、離婚はこの世から失くなるかも。
Posted by ブクログ
内容としては少し浅いが、サックリ読める新書としてはこんなものか。上手く言えないが、全体的に「馬鹿な男」向けに書かれているなと感じた。「俺を困らせる理解不能な女をどう取り扱うか」というのがすでに若干の上から目線を感じる。その「対策」の多くも「適当に相槌を打ちましょう」「まず肯定しましょう」「そんなものだと思いましょう」というもの。そして「女は男への期待値を下げましょう」とのこと。まあその通りではあるのだが、男も女も不快に感じそうな文章が見受けられた。
ただ参考になる点はいくつもあった。
女が大変な理由が、主にホルモン(エストロゲンとプロゲステロンで体調がめちゃくちゃにされる)と脳の構造(前交連が太く感情の情報量が多い)という二つの観点から説明されていて、「それならしょうがないな」と思える内容になっていた。
また、「女性は不満をずっと覚えている」というのは前から聞いていて、「じゃあどうしようもない、解決策がないじゃないか」と思っていた。しかしこの本では「ネガティブな感情はポジティブな感情で薄めよう」と書かれていて、なるほどそれならできることがある、と何度もうなずいてしまった。
上から目線にならず、この本の内容をうまく取り入れていきたい。