【感想・ネタバレ】困った死体のレビュー

あらすじ

捜査が行き詰まると暴走する刑事、ダジャレ連発で現場を混乱させる鑑識課員、優秀で圧倒的な美貌を誇る女王様気質の監察医――3人は〈サーカス〉と呼ばれる、変死事件ばかりを扱う特殊班に所属している。持ち込まれるのは断食中の食中毒死や、停電中の感電死、熱帯夜に見つかった凍死体に、砂漠のど真ん中の溺死体!? ありえない死を遂げた「困った死体」の究明に、個性豊かな面々が奔走する!

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Posted by ブクログ

 停電中の感電死、熱帯夜の凍死。普通なら考えられないような状況に置かれた変死体を専門に扱う「サーカス」と呼ばれる特殊班の活躍を描いた4編収録の短編集。
 死体の設定もさることながら、登場人物達も個性的な面々が出そろい、ふざけた会話がやり取りされている。ただし、トリックは意外とまじめ。突拍子もないところからいきなり事件が解決するのではなく、文中にも事件解決に向けたヒントが書かれているため、推理しながら読み進めることはできる。ただ、ふざけすぎる設定の陰に霞んでしまうのが難点。

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2023年08月10日

Posted by ブクログ

ありえない状況での困った死体だらけ

断食中に食中毒死
停電の夜に感電死
真夏の林に凍死体
砂漠の真ん中に溺死体

こんな死体の謎を解くという、導入部分のわくわく具合が素敵

浅暮先生のとぼけた味わいで描かれた気軽に読める一冊で、面白いネタから正直これは……というネタまで揃っていますが、そこはご愛敬(笑

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2023年08月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

砂漠で溺死などの奇妙な変死体ばかりを扱うチーム。しかも被害者の名前はいつも同じなのに、そこには特に裏はないっていう深読み不要なミステリーだった。

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2020年04月18日

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