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匿名 2023年10月10日
誰かにとっての奇跡は、誰かにとっての試練。勝負とは残酷なもので、常に勝者と敗者に分かれてしまうけれども、どんな結果であれそこから前を見続ける者だけが栄光を手に入れることが出来る。選手たちの熱い姿に、こちらまで体温が上がるかのようだ。
している時も、勉強している時も、ずっと柔道のことばかり考えていて、本当に好きなんだなと。未知の試験の点数は気になりますが。他の三人は間違いなくトップクラスなので。かたや満点、かたや赤点。未知、よくこの高校入れたな。
南雲さん、最初に一本勝ちしただけではあったようです。ただ、強豪のお嬢様学校には勝って勝ち上がり、優勝校には負けてベスト8止まりでした。
途中、南雲さんの代わりに永遠さんが出たあたりもかなり良かったです。
昔は有効・効果もあるポイント制で、その頃の柔道の慣れていましたが(その頃の柔道マンガを読んでいた...続きを読む経験が多い)、技あり・一本のみの方が良いです。指導、も一本化されたようですし、スポーツのルールは常に改良されていくものでしょう。
試験勉強のエピソードの次は強豪校訪問でしょうか。
対戦高校の描写も良いです。作者のバランス感覚が良いのでしょうし。
日が暮れるまで何度も反復した技で手に入れた勝利。
努力したけど及ばなかった結果。でもその厳しい現実を突き付けられても新しい一歩を始める。
かつて努力に見合った成長を実感できず心が折れた主人公未知の明確な成長とどんなに悔しくても礼を忘れてはいけない柔道の本質が心に響く巻でした。