【感想・ネタバレ】左遷捜査 : 3 三つの殺人のレビュー

あらすじ

手に汗握る攻防、心を打つクライマックス! 目崎敦史の父の死、棟方国雄の息子の死、そしてなぜ目崎が警視庁捜査一課に配属され、棟方とコンビを組むことになったのか。それらすべての真相が解き明かされる書き下ろしシリーズ最終巻! この慟哭が聞こえるか? 登場人物たちの息づかいが迫り、魂が震える傑作。

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Posted by ブクログ

シリーズ第三弾にして、完結編。
慟哭のラストに、衝撃を受けます。

なぜ、棟方警部補の息子は死んだのか?
なぜ、目崎巡査部長の父は死んだのか?
なぜ、目崎巡査部長は、警視庁捜査一課に異動し、棟方警部補の下に付いたのか?
全ての疑問が、明らかとなる最終章です。

最後、関係者が集まる病院で、棟方警部補と仁川組との一戦は、ハラハラドキドキものです。

エピローグで、目崎巡査部長と、伯父である警察庁次長の目崎 健三が、2人で歩く姿に、涙が止まりません。

『棟方さん、自分はこれからどういう刑事になればいいんですか?』
『そんな事は、自分の頭で考えろ!』
いつもの声が、聞こえた気がした...

目崎巡査部長に、幸多かれと祈ります。

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2021年10月18日

Posted by ブクログ

翔田寛『左遷捜査3 三つの殺人』双葉文庫。

書き下ろし警察小説。シリーズ第3弾にして最終巻。少し出来過ぎのような気もするが、まさに完結編と呼ぶに相応しいスッキリした結末だった。

次期組長と目される受刑者が護送車から逃走する。受刑者を追う棟方国雄と目崎敦史は、それぞれの息子、父親の無念を晴らすために逸脱捜査を行う。

本体価格650円
★★★★

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2019年12月07日

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