あらすじ
小売業は日本の経済社会の変化を顕著な形で映し出す鏡。経済成長、人口構造の変化、技術革新、グローバル化、消費者意識の変化など、日本の経済社会の根幹での変化は、すべて小売業の姿や形に強い影響を及ぼしてきました。百貨店もその例外ではありません。
百貨店は変化への対応を続けるだけの存在ではありません。優れた百貨店はこれから起きると予想される変化を先読みして、新たな動き提示するような存在でなくてはなりません。これから起きることを先取りして、新しいライフスタイルや消費の姿を消費者に提案する存在でなくてはならないのです。それができない百貨店は、時代遅れの存在として見捨てられることになります。
本書は、「百貨店は技術革新のユーザーではなく、IT企業になるべき」「B2CからC2Bへの転換」「外商・お帳場が重要」などの新しい視点を提供する本格的流通論。日本経済の最新動向を押さえた筆者ならではのユニークな議論が展開されます。
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Posted by ブクログ
わかっている内容が多く、あまり内容なし。
島国である日本の都心部は鉄道網が発達していて、百貨店はまだ全然イケますし、毎年あれだけのお中元とお歳暮をさばけるシステムを持っている百貨店のITは昔から普通に凄いし、デパ地下でアパレルから体験型施設にも既に振り切り、外商部は既にテレビショッピングに進出してる。
日本のITは楽天のようなメガベンチャー以外は、コンテンツ持ってる会社は横並びでグループ会社(子会社じゃないよ)になって連合組まないから目立たず小さいままなだけ。
そして、コンテンツではなく、最先端技術先行で事例を紹介していたこの本は非常にダサい。(もう最先端じゃないのと、これで案件取れるほど甘くない)