あらすじ

街を牛耳る最恐ヤンキー・黒川森生（18）と
盲学校高等部に通う「弱視」の赤座ユキコ（16）。
出会ってしまった運命のふたり――！

累計600万PV突破の話題作！早くも第2巻が発売決定！

ブックライブ書店員

「その恋は、最凶ヤンキーのお尻に刺さった白杖から始まった！？」
街を牛耳るヤンキー・森生と弱視の女の子・ユキコが
偶然の出会いから意気投合します。
一見仲良くなりようがないふたりに見えますが、
森生は先入観なくユキコに接し、
ユキコは森生をコワモテな見た目で判断しません。
森生の顔の傷をユキコは真摯に気遣い、
自分の姿がすぐに分かるように、と
森生はいつも着ている黒い服ではなく蛍光色の服を着ようとします
（全然似合っていないところがまた可愛い…）。
お互いの素敵なところを素直に受け止めて、
一緒にいるためにささやかな努力を怠らないふたりの
素敵でちょっとおかしな恋模様を貴方もぜひ読んで、応援してみませんか。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

道具を使うことは普通のことなのに、
医療器具だと偏見の目で見られるのは確かに可笑しい。
そして障害を『持っていない』から『できないのは許されない』苦しさも
それはそれでよく分かる気がする。

てっきり傷は抗争の結果かと思っていたから、
善意の小学生相手だったのはなかなか酷いけれど
シシオにそのつもりはなくて随分反省していて、
森生のことを大事に思っているのがよく分かる。
体操服で困っていたのが花男だったのか。

アパレルショップの店員さんやサラリーマンの人や
みんなそれぞれの生き辛さを感じつつ
頑張っているのが良い。