あらすじ
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人は知らず知らず、目に入った色の影響を受けていることがあります。
なぜか寄りたくなる店、ついつい手に取ってしまう商品、どうしてか感じがよいと思える人……。
色彩豊かなものに限らず、たとえば茶色いコーヒー1杯からでも、視野を広げれば、さまざまな色の効果を読み取ることができます。
本書では、興味深い多数の具体例をご紹介しながら、色の世界をご案内します。
私たちが「色」と思っているものの正体は何なのか? 人の静脈は青色ではない? 人気の商品や店舗にある仕掛けとは? 伝わるプレゼン資料の配色とは? おなじみのヒーローやアイドルにも色の法則がある……。
色を使いこなし、色にだまされない知恵にも触れられる1冊です。
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Posted by ブクログ
政治家や芸能人の謝罪会見の時のスーツやネクタイの「色」で喧々諤々となったり、病院で医師や看護師さんの白衣を見てホッとしたたり…。「色」で気持ちに影響を受けることってありますよね。
子供の頃は年がら年中日焼けしてたので、日焼けした肌に合うという理由からよく黄色の服を着せられてました。でもTVでカレー好きのデブでおっちょこちょいなヒーローが人気になってからは、黄色はあまり着なくなってしまったような気がします。(笑)
そんな「色」の持つ不思議な力や効果などを、とても分かりやすく教えてくれるのがこの本です。さらにロゴやコーポレートカラーの話からスーパー戦隊シリーズやアイドルグループの色使いにまで取り上げるテーマが多岐に渡っていて、とても面白く最後まで一気に読んでしまいました。
著者によると、40年以上もの歴史を持つスーパー戦隊シリーズ全42作品(2018年まで)の戦士の中で、黄色=デブでおっちょこちょいなカレー好きは、実は最初の1人だけでその後は皆標準体型のカッコいい戦士なんだそうです。そして黄色の戦士が登場する全38作品のうち16作品は黄色=女性戦士だったとのこと。黄色って男性っていうイメージだったのでこれは意外でした。
他にも面白いテーマがたくさんあって
「筋トレ男子をやる気にさせる色」
「3色の通帳にまつわる秘密」
「引越しの段ボール箱に白が多いのはなぜ?」
「ピンクの戦士とピンク・レディーの功績」
などなど…。
これで色の持つ不思議な力を味方にすることが出来そう!オススメの一冊です。(^^)